June 29, 2006

マイスターの味

昨夜は、
”オーストリア国家公認料理マイスター”だという
神田真吾氏が調理するオーストリア料理レストラン
「「K.u.K (カー・ウント・カー)」へ。
(なぜか、現時点でオフィシャル・ページ
別の会社に乗っ取られている。
数日前には見られたんですが・・・)
2006.7.7追記:元に戻っていました

ここは、
有名なお菓子屋さん「ツッカベッカライ カヤヌマ」
オーナーが経営する姉妹店だという。

華美にならず落ち着いたインテリアと
少ない色でまとめた食器類が
大人の雰囲気をうまく演出している。

8500円と12000円のコースと、
18000円の特別ディナー(要予約)があるが、
ア・ラ・カルトで載っていた
豚の塊のローストを中心に、
コースの中にある品をいくつか選んで食べる。

スープのアミューズがまず出た後は、
オススメだというハムを切ってもらう。

その後は、
ザリガニを使ったサラダ、
夏野菜と魚のスープ
(これが、ミニ・ブイヤベースのようで
とてもおいしかった)。

そして、
メインの豚のロースト。
ダッチ・オーブンのような鍋に入って出てくる。
蒸し上げた後に
鍋に入れてローストしているそうで、
とても柔らかくかつ脂が抜けて
想像していたよりヘルシーだった。
これならバクバク食べられる。
まるで鶏のモモ肉のようでいて
けっしてパサついていない
絶妙の噛み応えでした。

一緒にローストしている野菜
(タマネギ? キャベツだったか?)に
肉の旨みが凝縮されて素朴なおいしさ。
粒胡椒のスパイシーな味わいとともに
やみつきになりそうな味わいだ。

料理は全体に
コクのある塩を効かせて
若干甘みを感じさせる味付け。
オーストリア料理と聞いて想像する
コッテリとしたイメージはなく、
すべての皿が満足できる味だった。

各料理に合わせて頼むこともできる
オーストリアワインのグラスも
辛口中心ですんなり楽しめる。

もちろん、
デザートもコーヒーもおいしく、
まだオープンして間もないのに
すでに満席の時が多いというのも頷ける。

カチッとした内装のわりに
くつろいだ雰囲気で食事ができるので、
あまり”オーストリア料理”だと構えずに、
一度食べてみることをオススメします。

[Food&Drink] Posted by tokuo | TrackBack
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