金曜日は、
いただいたチケットで妻と、
イ・ムジチ合奏団のコンサート。
11月2日は
すべてヴィヴァルディの楽曲だった。
協奏曲 変ロ長調 RV163「コンカ」
チェロ協奏曲 ロ短調 RV424
フルート協奏曲 ニ長調 RV428「ごしきひわ」
2つのヴァイオリンのための協奏曲 イ短調 op.3-8
ヴァイオリン協奏曲集「四季」
ほとんどが、
リトルネロ形式と呼ばれる、
全員で弾く”総奏”と
独奏が交互に登場する形式の楽曲。
たいていは
第1楽章と第3楽章がリトルネロ形式で、
第2楽章がソロ中心の自由な形式という
3楽章構成だった。
やや通俗的になってしまった
イ・ムジチ合奏団ということで、
あまり期待はしてなかったが、
収まるところにキッチリと収まる
バロックらしい曲の数々を、
ライブらしくやや誇張気味に
盛り上げるその演奏は、
かなり気に入った。
なんといっても、
合奏の美しさと力強さは、
やはり、
一流の演奏家ならではのものだった。
アンコールは、
ロッシーニ「ボレロ」と
山田耕筰「赤とんぼ」。
これまた、
気持ちのよい合奏を聴かせてもらった。
なんだか、
すごく得した気分で
サントリーホールを後にした。