November 03, 2007

はじめてライブで「四季」を聴く

金曜日は、
いただいたチケットで妻と、
イ・ムジチ合奏団コンサート

11月2日は
すべてヴィヴァルディの楽曲だった。

 協奏曲 変ロ長調 RV163「コンカ」
 チェロ協奏曲 ロ短調 RV424
 フルート協奏曲 ニ長調 RV428「ごしきひわ」
 2つのヴァイオリンのための協奏曲 イ短調 op.3-8
 ヴァイオリン協奏曲集「四季」

ほとんどが、
リトルネロ形式と呼ばれる、
全員で弾く”総奏”と
独奏が交互に登場する形式の楽曲。
たいていは
第1楽章と第3楽章がリトルネロ形式で、
第2楽章がソロ中心の自由な形式という
3楽章構成だった。

やや通俗的になってしまった
イ・ムジチ合奏団ということで、
あまり期待はしてなかったが、
収まるところにキッチリと収まる
バロックらしい曲の数々を、
ライブらしくやや誇張気味に
盛り上げるその演奏は、
かなり気に入った。

なんといっても、
合奏の美しさと力強さは、
やはり、
一流の演奏家ならではのものだった。

アンコールは、
ロッシーニ「ボレロ」と
山田耕筰「赤とんぼ」。
これまた、
気持ちのよい合奏を聴かせてもらった。

なんだか、
すごく得した気分で
サントリーホールを後にした。

[Music] Posted by tokuo | TrackBack
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