November 21, 2007

スーパーデュオ

昨日は、
「クレーメル&ツィメルマン・
デュオ・コンサート」

浜離宮朝日ホールで聴いた。

曲目は
ブラームスとフランクのヴァイオリン・ソナタ
から構成された「プログラムB」。

プログラムB
 ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ 第2番
 ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ 第3番
 フランク:ヴァイオリン・ソナタ

ブラームスの2番は、
いかにもヴァイオリン・ソナタといった曲。
ツィメルマンのピアノの音の美しさが際立ったが、
ぼくの好みではない曲で、やや退屈だった。

2曲目からは
協奏曲的なダイナミックな演奏で、
二人の技巧が光る名演だったと思う。

アンコール1曲目の
カンチェリ「ラグ・ギドン・タイム」では、
ゆっくりと抜き足差し足するような
ユーモラスな演奏で楽しませ、
2曲目のリヒャルト・シュトラウス
「ヴァイオリン・ソナタ第2楽章」では、
甘い調べでウットリさせてくれた。

なんと2万円という高額チケットだが、
この組み合わせを見られる機会は
そうないだろうことを考えると、
両人の大ファンのぼくとしては
見逃すわけにはいかない。

ひとつだけ高望みすれば、
もう少しエッジの立った選曲を
1曲でもいいから入れておいて
ほしかったかな。

[Music] Posted by tokuo | TrackBack
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