今回は、
最近気に入っている女性歌手を
数人紹介してみたい。
まずは、まだ１９歳だというのが
信じられないくらいの成熟度を感じる
イギリスの歌手・アデル。
ファースト・アルバム
「１９」が大ヒットしたので、
ぼくが紹介するまでもないが、
「ハスキーで透明感があってソウルフル」
といった矛盾しそうな要素を
いっぺんに感じさせてくれる
美しい声に圧倒される。
ヒット曲の
「チェイシング・ペイヴメンツ」もいいけど、
ディランのカヴァーをした
「メイク・ユー・フィール・マイ・ラヴ」を
ぜひ聴いてもらいたい。
お次は、アシャ。
名前を冠したアルバム「ＡＳＡ」の
豪快に口を開けてギターを弾いている
ジャケットに惹かれて試聴してみて
一発で気に入ってしまった。
ただし、
そのジャケットのイメージとは違い、
レゲエやアフリカ音楽、ソウルなど
様々な要素を採り入れながらも
洒落た都会的なアレンジで
力強さと軽快さを兼ね備えている。
まさに、
”パリ生まれのナイジェリア人”という
生い立ちそのものが現れているようだ。
このアルバムではまず
１曲目の「ｊａｉｌｅｒ」を聴いてみてほしい。
以上の２枚は、
アコースティック中心なので、
初夏の昼下がりにはピッタリだと思う。
最後は、
イギリスの「アメリカン・アイドル」みたいな
番組の優勝者だというレオナ・ルイス。
すでにイギリスではアルバム
「スピリット」が大ヒットしているらしい。
彼女は、他の２人とは違って、
ホイットニー・ヒューストンや
アリシア・キーズのような
本格的に歌い上げるタイプのシンガーだ。
ＵＫ盤、ＵＳ盤、日本盤とで収録曲が
かなり違うようなので、
買うときは注意が必要だが、
ヒット曲の「ブリーディング･ラヴ」に加えて、
ミディアム・テンポとコーラスが気持ちいい
「ベター･イン･タイム」も忘れずに聴いてみてほしい。