ミューザ川崎で
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団公演の
マーラー3番を聴いてきた。
ミューザは初めてだったが、
便利な場所で、
意外に家から近かった。
演奏は、
フィナーレのアダージョが素晴らしかった。
隣の男性は涙を流していたようだ。
前半はやや抑え気味に、
世界の混沌とした様子のような
マーラーの散発的なメロディーを丁寧に演奏し、
後半は、
悟り→祈り→昇華というように
高みへと昇って行く盛り上がりが感動的だった。
パンフレットに書かれていた
"ベルベットのような弦"は弱音が素晴らしい。
3階3C6列14番という聴いた場所のせいか、
"黄金の金管"と"類稀な個性的音質をつ木管"、
そして強靭なコントラバスが支配していた印象だが、
全て揃った時の凄さは、
言葉には尽くせない迫力。
マーラー3番は構成が掴みにくかったが、
最後に腑に落ちた演奏でした。
アンコールは2曲。
ブラームス:ハンガリー舞曲第6番
ドヴォルザーク:スラブ舞曲
余裕の演奏でした。
[Music] Posted by tokuo | TrackBack