November 15, 2011

ヨー・ヨー・マのショスタコーヴィチとジンマンのマーラー

昨晩は、サントリーホールで
デイヴィッド・ジンマン指揮の
チューリヒ・トーンハレ管弦楽団と
ヨー・ヨー・マのコンサートだった。
座席は2階5列の28番。

前半は
ショスタコーヴィチのチェロ協奏曲。
ヨー・ヨー・マの演奏を生で聴くのは初めてのはず。
マのチェロの音は、
CDで聴くとぼくはあまり相性が良くないが、
生では素晴らしい音がしていた。

そして、この日の演奏は
とても情熱がこもっていて、
静と動の対比が見事で感動した。

アンコールの「鳥の歌」も心にしみる。

後半のマーラー交響曲第5番は、
聴きどころが満載だった。
第3楽章まではゆったりとしたテンポで
陶器を造る粘土をこねあげるように
強靭な音色を創り上げていた。

それが面白いのだけれど、
マーラーとしてはちょっと重かったが、
第4楽章のアダージョから
一気に甘く流麗な音色で聴かせた。

最後は大盛り上がりで
拍手喝采のフィナーレだった。

[Music] Posted by tokuo | TrackBack
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