「柏が負けたか・・・。
今年は混戦模様かな？」
「町田も松本もJ初勝利おめでとう。
感無量だろうなあ。」
なんて感慨にひたりながら
味の素スタジアムでのホーム開幕戦。
ポポヴィッチ監督によると
「欠点のない」名古屋相手にどこまでやれるか、
今年の試金石になりそうな試合だった。
試合序盤は、
守備はまあまあの入りだったが、
攻撃のパスがイマイチ。
しばらくすると調子が出てきた。
出すべきところにパスが出ていて、いい感じ。
ここで点が欲しかった。
しかし、
玉田の抜け出し一発で失点。
こういうのが多いなあ。
1点入って流れが変わったので、
前半は我慢。
後半、
名古屋はめったにバックスが
上がらなくなってしまった。
試合運びに余裕がある。
しかし、
太田がカズばりのシザースから
パスして羽生がシュート。
こぼれ球を石川が決めて同点！
さらに、
完璧なセットプレーから
アーリアジャスールがヘッドで決めて逆転！
そして、梶山のノールックパスから
スピードスター石川のスーパーゴール！
東京は15分くらいの間に
3点入れてしまった。
同点になったところで、
名古屋が闘莉王を一列前に
上げる布陣で対抗してきたが、
これが敗因だったのでは？
しかし、名古屋も粘る。
ケネディ、永井と続けざまのシュートで
ピンボールのような形で失点。
最後はグランパスが荒れ模様で
退場者まで出てバタバタしたが、
堂々たる勝ちっぷり。
米本、平山の慣らし運転もできて完璧だった。
後でビデオを観ると、
名古屋は落ち着いたいいチーム。
このチームに勝てたことが大きい。
また、最大の収穫は、
梶山がサボっているような瞬間が
全く見られないこと。
人はここまで変われるんだ。
今年は面白い試合を
たくさん期待できそうだ。
追記）
名古屋ＭＦダニルソン退場と、
東京ＧＫ権田の遅延行為に対する
松崎康弘審判委員長の見解が出ていました。