昨晩のパティ・スミスの
コンサートの感動をどう伝えよう・・・。
オーチャード・ホールは
若い客が意外に多く、半分くらいか。
40年近く歌ってきた66歳の女性歌手が、
軽いステップで踊りながら、
満員の聴衆を
最初の曲から総立ちにしてしまう。
声のハリとステップの軽さは驚きだ。
シンプルに削ぎ落とされ、
しかも聴くものをノックアウトする
パワーがみなぎった音楽を、
最初から最後までキープしていた。
音的にはストーンズ。
パティの歌う姿は、
例えは悪いが
"歌がメチャメチャ上手いキース・リチャーズ"だ。
カッコよくて上手い。
セットリストはこちら。
東日本大震災の犠牲者、
そして亡くなった
エイミー・ワインハウスに捧げる歌が
歌われたせいもあるが、
彼女の独特な声で、
呪術の祭祀のように会場全体を
トランス状態にしてしまった。
April Fool (Banga)
Kimberly (Horses)
Mosaic (Banga)
Fuji-san (Banga)
My Blakean Year (Trampin')
Dancing Barefoot (Wave)
This Is the Girl (Banga)
Beneath the Southern Cross (Gone Again)
-Grage Rock Medley-
Night Time (The Strangeloves cover)
(We Ain't Got) Nothing Yet (The Blues Magoos cover)
Born to Lose (The Heartbreakers cover)
Pushin' Too Hard (The Seeds cover)
Because the Night (Easter)
Pissing in a River (Radio Ethiopia)
Banga (Banga)
People Have the Power (Dream Of Life)
Encore:
Rock N Roll Nigger (Easter)
Gloria (Horses/Them cover)
最初の予定は、
こちらのメモだったようだが、
アンコールを変更したのかな？
（観客にメモを投げ与えたらしい）
"People Have The Power"
このメッセージが心に響いた。
やっぱり、彼女はスゲえ。
参りました。