昨日は、サントリーホールで
アファナシエフのピアノ・リサイタル。
ベートーヴェンのピアノソナタ30番から32番が演目。
非常にゆっくり弾くので、
「こんな曲だったけ?」とメロディに聴き入ってしまう。
それで印象によく残る。
30番はやや静かな演奏で気持ちよく眠くなりそうだったが、
31番の終楽章からがぜん盛り上がった。
「ガーン!」と弾く音が強烈で、なぜか感動的だ。
CDで聴き直してみたいが、この組み合わせでは出ていなさそう。
残念。
(追記:若林工房からこのときの録音が出ています)