本田靖春さんの絶筆
「我、拗ね者として生涯を閉ず」を読了。
記者になってからの
”ひとすじ”の人生に頭が下がる。
「記事の良し悪しを分けるのは、
主観の優越にかかっている、
という考えの持ち主」
である本田さんに、
賛同するにせよ反対するにせよ、
一度は読んでもらいたいと思う。
1964年のニューヨーク・タイムズ事件の
連邦最高裁判決文にあるという言葉が、
日本にとってますます重みを増してきている。
「誤った意見は、
自由な議論に不可避であるだけでなく、
守られさえしなければならない」