August 21, 2005

十勝・帯広紀行⑦ ”イオン農場”にて

花火の後は、
夜の十勝をひたすらドライブ。

先導してくれた地元出身の友人の
車からはぐれてしまったので、
レンタカーのカーナビに従って
道を右に左に曲がっていくと
そこは漆黒の闇。
真っ暗な夜空に
星が文字通り”降るように”見える。

目的地の近くに友人より先に着いてしまう。
「暗い道は怖いので、
遠回りでも国道を走った」
とのことだった!

2時間30分ほど走って着いた先は、
友人の実家である「イオン農場-スプリングファーム」
広大な農地の中に建つ洋館で
2晩過ごさせてもらうことになっている。

農場の食事は楽しい。
でも、農場の仕事は大変だ。
有機農法のため雑草もどんどん育つ。

”出面さん(でめんさん)”と呼ぶ
お手伝いさんたちに草むしりを頼むのだというが、
その出面さんたちも高齢化が進んでいる。
「若い人はやりたがらないから
みんな60代以上なのよ」
農場のお母さんがこぼしていた。

朝食はサンドイッチだった。
農場でとれたトマトやキャロット・ジュースなど。
キュウリのサラダも大きなボウル一杯だ。
今年はトマトの出来が遅く、
評判のトマト・ジュースが味わえなかったのは残念。
かわりに、
売り出し中の黒豆大豆の納豆”黒豆美人”を楽しめた。

昼食は天童よしみのおすすめだという
「寶龍清水店」で味噌ラーメン。

夜は、メインイベントのラムの脚1本のロースト。
”火鉢ポット”といういわゆるダッチオーブンで
2時間かけてローストしたラムは最高の味だった。

佐々木家の年中行事だという。
簡単なレシピを忘れないためにメモしておこう。
(C)佐々木家

ラム肉に塩胡椒して、
肉に切目を入れてにんにく片を差し込む。
ローストするうち、出てきた脂をたまにかける。
脂が足りなければ少しサラダ油を足す。
ワインかシェリーを途中と最後にかける。

残ったグレービーソースに
茹でたジャガイモ、ニンジンを混ぜて
少し炒めた付け合わせも最高だ。

ソースも何種類も作った。
オレガノ、アップルミント、オレンジミントそれぞれと、
玉葱のみじん切り、塩、酢と混ぜる。
他にりんごを煮たソースも。

その他、
蟹から牛肉ステーキ、サラダなどふんだんに出て
とにかく大満足の一夜だった。

妻と娘は草むしりの農場体験もできて
(僕は腰が痛いのでパス)
有意義な北海道体験になったと思う。

[Travel] Posted by tokuo | TrackBack
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