January 10, 2006

素晴らしい縦パス

全国高校サッカー選手権大会決勝、
鹿児島実業vs.野洲を観た。

フィジカルに強い鹿実と
テクニックに優る野洲、
見応えのある試合になった。

前半は野洲が圧倒。
1点入れられた後半は、
鹿実が押しまくっていた。

野洲は、
日本のサッカーに欠けている、
パサーも受け手もともに
前を向いたままでの縦パスの連続と
ドリブル突破が印象的。

1:1での延長後半7分に
スルーパスからドリブル、そしてヒールパス、
そこからまたスルーパス、低いクロス、シュート!と
きれいにパスがつながって
野洲らしい決勝点が決まった。

こんなにヒールパスを多用するチームは珍しい。
普通は監督から怒られるハズ。

「高校サッカーを変える」というかけ声も
オーバーとは言えないくらい
面白いサッカーをするチームだった。

見逃せないのはDF。
こういったタイプのチームでDFが
けっこう堅固だったのも驚きだ。

このチームを育てたのが、
レスリング部出身だというから
皮肉なものだ。

[Soccer] Posted by tokuo | TrackBack
Comments

素晴らしい試合でしたね。息子は国立に観戦しにいきました。野洲の青木のサインもらって帰ってきました。

Posted by: 平田樹彦 at January 10, 2006 04:21 PM
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