March 30, 2006

1歳年下のポール・ウェラー

昨晩は、
ほんとうに久々の中野サンプラザで
ポール・ウェラーのコンサート。

けっこう若い観客が3分の2に
ぼくと同年代くらいが残りで満杯。
客席はかなり反応がいい。
1曲目から総立ちだった。

ポール・ウェラーは、
ザ・ジャムからスタイル・カウンシルと
かなりフォローしているはずだが、
曲名まで覚えるほど聴き込んでいないのが
残念なところ。

ソウルっぽいスタイル・カウンシルが
お気に入りのぼくとしては
いい意味で予想以上に
ハード・ロックしていたと感じた。
でも、
アイドル性、カリスマ性がありながらも
しっかりロックしているところがとてもいい。

”イギリスのブルース・スプリングスティーン”
というのが実感。
決めのフレーズとポーズを
ちゃんと持っているところが、素晴らしい。

初めて聴いても
だれでも覚えてしまうような
キャッチーでポップなメロディと
パンクに通じる疾走感の爽快さが同居している。

しっかりしたドラムスと、
切れのいいギター、
そして特徴のあるヴォーカル。
これさえ揃っていれば
人を感動させるロックができるんだな
と感じさせてくれる、いいコンサートだった。

確か、
「26年前に日本に初めて来て
最初の公演がここだった」
とか言っていて、
「ん?」
と思って調べてみたら
ポール・ウェラーは1958年生まれだった。
もっと年下だと思っていたが、
1歳年下とは・・・。
頑張っているんですね。

そして、
ローリング・ストーンズ、
オーネット・コールマン、
ポール・ウェラーと続いた
夢のような日々が終わった・・・。

[Music] Posted by tokuo | TrackBack
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