May 08, 2006

10年を貫くもの

ちょっと夜の時間があいたので、
銀座「東劇」で映画「RENT」を観る。

ぼくがNYに滞在していた1年間にオープンして
栄誉あるトニー賞を受賞した
ブロードウェイ・ミュージカルの映画化だ。

ぼくの好きなセヴィアン・グローバーの
「Bring In 'Da Noise, Bring In 'Da Funk」
と一緒のトニー賞受賞だったはずだ。
どちらも、96年の秋にオリジナルキャストで観ている。

今回の映画も
出演者のほとんどが
オリジナルキャストなのがうれしいところ。
歌と役のイメージがズレないので助かる。

話の内容も、
字幕付きなので、
「あー、そうだったんだ!」という
驚きが結構あった。

最初のミュージカルの感動に
追いついていないところもあるが、
逆に、
映画だからこそミュージカルより
リアリティがあったところもあった。

この10年に
日本に来た”来日版”も
日本人が日本語で演じた”日本語版”も観たが、
それでも飽きないのは、
骨格となったオペラ「ラ・ボエム」の普遍性と
音楽の力だろうか・・・。

ロックが好きな人なら
とにかく一見の価値があると
オススメします。

[Movie] Posted by tokuo | TrackBack
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