October 11, 2006

ひさびさの「かわむら」

ほぼ半年ぶり(?)に
「かわむら」でステーキ。
先客は4人で、
ひとりがハンバーグを頼んでいた。

はじめて目の前で
ハンバーグを作るのを見たが、
これがなかなかのものだった。

ステーキに使う
ヒレとサーロインの肉を
包丁で丁寧に刻む。
「そのまま醤油でもかけて
タルタル・ステーキで食べたいですね」
と言ったら、
川村シェフは、ただ笑っていた。

さらに
一斤ぐらいのパンを取り出して、
薄いサンドイッチ用パンぐらいの
厚さに数枚切って、
それも包丁で刻んでパン粉を作る。
そして肉と混ぜてハンバーグに。

われわれは、
前菜に生牡蠣を食べて、
あとは、
刺身、コンソメ、野菜サラダ、
ヒレ・ステーキ、デザートのコースを頼む。

今日のヒレはたしか徳島産。
まったくしつこさがなく、
しかし、噛みしめると
澄んだ肉汁の味わいが広がる。
洋カラシをつけて
福岡産だという海の塩で食べるのが
いちばんおいしいように感じた。

コース料理のひとつひとつがおいしくて、
一皿ごとに酒を飲んでしまった。
シェリー、白ワイン2杯、赤ワイン1杯、
最後にカルヴァドス。
カルヴァドスはなんと、
ぼくと同じ1957年生まれ!
すばらしく香りが広がる
1杯でした。

夜7時からの回は予約が一杯で、
今とれるのは1月以降とのこと。
この味とさりげないサービスを
評価する人が多いのだと思う。

やはり、
たまには食べに来たい店だ。

[Food&Drink] Posted by tokuo | TrackBack
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