「2007開幕カウントダウンマッチ」として行われた
東京ヴェルディ1969との東京ダービー練習試合を
肌寒い風の吹く味の素スタジアムで観てきた。
新戦力から、
ワンチョペ、福西、吉本、森村が先発した。
メンバーはGK土肥、
DFが左から金沢、吉本、徳永、藤山、
MFが福西、栗澤、石川、川口、森村、
FWはワンチョペのワントップ。
福西、ワンチョペと
縦のラインに強力なメンツがそろった前半は、
終始ＦＣ東京が押し気味に試合を進める。
ワンチョペはまだ力をセーブしている感じだが、
ゴール近くにディフェンスを引きつけてくれるため、
中盤のパスまわしが楽になっているようだ。
何度か惜しいチャンスがあったが、
ＦＣ東京は決められない。
そうしているうちに、
前半終了５分前くらいで
自陣左コーナーあたりで
福西がクリアしようとしたボールを
ヴェルディの大野が体で止めに入る。
大野に当たったボールは、
狙ってもできないコースをついて
ゴールへ一直線。
失笑の内に点が入ってしまう。
本来であれば、
福西も無理せずにラインに逃げるべきだし、
土肥も気をそらしたのはミスだろう。
後半開始から福西に替えて浅利を投入。
来週の開幕を控えて
熱くなりすぎないようにとの
監督の配慮だろうか。
１０分過ぎにワンチョペを赤嶺に、
川口をノリオに交代。
こうなると
去年のＦＣ東京と同じで
よく動く割りには決定機は少なくなってしまう。
後半半分を過ぎたところで、
新戦力のDFエバウドを投入。
また雰囲気がいい方向に変化した。
試合は、
そのエバウドがCKから決めて同点に。
練習試合にもかかわらず
リードしたヴェルディは
時間稼ぎはするは、
執拗な抗議をするはで、
勝利への執念を見せていたが、
あまりいい効果はなかったようだ。
とりあえず、
ワンチョペ、福西、エバウドが入って、
若い森村も期待できるとなると、
リーグ戦が楽しみになってきた。
今日の最大の収穫は、
金沢がフル出場できたこと。
しかも、
なかなか調子がいい。
リハビリが長引いて心配したが、
本当によかった・・・。