October 10, 2007

無伴奏チェロ&ラーメン

昨夜は錦糸町、
すみだトリフォニーホールで
「マリオ・ブルネロ 無伴奏チェロ・リサイタル」

はじめて行ったホールだが、
木で作られた音の良さそうなホールだ。

1曲目「ツィンマーマン/
無伴奏チェロのための4つの短い練習曲」は、
少ない音のいわゆる現代音楽風で、
はかない俳句のような出だし。
作者は、
この曲を完成させたすぐ後に
自殺したのだという。

そして、
すぐにバッハ無伴奏第2番に入る。
リズム感のある曲がいい。

次の「ソッリマ/ラメンタート」は、
祈るようなグリッサンドからはじまり、
激しい演奏に吹き上がっていく。
現代音楽で感動させてもらったのは、
久しぶりか・・・。

バッハ無伴奏は
プログラム最後の第5番も含めて、
ブルネロ独特の節回しだ。
速いパッセージはサラっと弾き、
遅いフレーズは低音を響かせて
ゆっくりと弾く。

これまで慣れてきた
無伴奏のメロディとはかなり異質なので、
慣れるのに時間がかかる。
もう少し長く聴いてみたい感じだ。

アンコールは、
再び「ソッリマ/コンチェルト・ロトンド」よりと、
「カサド/無伴奏チェロ組曲」より。

帰路のでの聴衆の感想は、
「変な曲をやっていたね・・・」
が多かったようだが、
ぼくとしてはソッリマに感服した。
バッハはまだ馴染めていない。

帰り道にネットで調べた
「ラーメン ヨシベー」へ。
だれからきいたか思い出せないが、
「初めての店で迷ったら、
メニューいちばん右または上」
の法則に従って、
ヨシベーラーメン塩650円を注文。

太麺か細麺にするかきかれたので、
「どちらがオススメですか?」ときいたら、
「細麺はゴリゴリして好みが分かれるので・・・」
ということだったので、
天の邪鬼のぼくは細麺にしてもらった。

これは正解だったと思う。
ミルキーなとんこつ塩スープに
細麺のキリッとした歯触りが
よくマッチしていた。

食べ終わって思ったが、
刻みネギのトッピングを追加すれば
さらにおいしかったと思う。
(でも、そのトッピングが
あったかどうか確認してません)

[Music] Posted by tokuo | TrackBack
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