日曜日は、
娘が部活の試合で
八王子市民体育館へ。
ぼくと妻も、
あまりの天気の良さに、
ドライブがてら午後から
応援にいこうということになった。
娘がなんとか１試合
勝ったところを見届けて、
われわれは大変おそい昼飯に行く。
あらかじめ調べておいた
素晴らしいサイト、
八王子ラーメン - 八麺会で目星をつけた、
「星の家」へ一路車を走らせる。
１６号沿いに北上して、
浅川橋を過ぎて
２番目の角にある本屋さんに
矢印の付いた小さな看板があった。
その指示に従ってしばらく行くと、
大きな専用駐車場があった。
（１６台分だそうです）
そのすぐ奥にお店はあった。
以前行ったことのある
もうひとつの八王子の有名店
「みんみん」にも通ずる
昭和レトロな内装。
来ただけでなんか得した感じだ。
ラーメンのメニューは、
南京ラーメン（普通盛り６００円）とそれに
チャーシュー（４００円）を足した
チャーシュー麺のみ。
玉子、トロコブ（ともに５０円）、
メンマ（２５０円）が追加できる。
妻は南京ラーメン、
ぼくはチャーシュー麺に玉子を頼む。
ともに並盛りだ。
スープには独特の香りがあり、
”中華そばっ！”という雰囲気だ。
いろいろな材料を使っているらしく、
飲んでみると複雑で深みのある
甘めのスープだった。
いわゆる昔の”東京ラーメン”っぽいが、
薄く刻んでさらしたタマネギが
味と食感のいいアクセントになっている。
途中から、スープに
机の上にある黒胡椒と、
白胡椒をちょっと入れて試したが、
白胡椒の方が
味が締まっておいしいと思う。
黒胡椒はなぜが甘くなる。
麺は、
メニュー表にもあるとおり、
すごく柔らかい。
まるで、
ワンタン麺のワンタンのようだ。
ぼくがとくに気に入ったのが、
ここのチャーシュー。
バラ肉を巻いたタイプだが、
スープのと相性が抜群だ。
麺が柔らかすぎるとか、
チャーシューが薄いのに高いとか、
いろいろ言う人がいるかもしれないが、
３時を過ぎてもほぼ満員の
お客さんが示しているとおり、
ここにしかない味がある。
こちらの方のように、
「２５年以上食べ続けてる味は「おふくろの味」のように、
だれがなんと言おうが私にとっては、おいしいのです」
という気持ちはよく分かる。
古いながらもキッチリ掃除されて
とても清潔なカウンターやトイレを見ると、
昔からのやり方を律儀に守る
お店の気概を感じることができる。
機会があったらまた来てみたい。
[Food&Drink] Posted by tokuo | TrackBack