September 02, 2008

北海道旅行④

4日目(8月2日)の朝食は、 
ホテルの朝食ヴァイキング。

軽く洋食系で食べていると、
なぜかミント色のゴム手袋を
両手にはめて料理を皿に取っている
年配の女性に目がいってしまう。
Tシャツにズボンでゴム手袋をしている
だけでもけっこう怪しいが、
彼女がとる料理の量が半端じゃない。

後で出かける時にロビーの
ソファに座っている彼女を見かけたが、
食べ過ぎでぐったりした様子だった。
潔癖性なのにヴァイキングが好きなので
緊張しすぎてしまうのかしらね?

さて、
午後からは今回のメインイベント、
釧路湿原の川下り。
ガイドに載っている店は
宣伝がのっている店だけで
しかも、なんだか料金が高いので、
ホテルに置いてあった
JRのパンフレットで選んだ
「ノロッコ2号に乗ってきて
釧路川カヌーツーリング 」

に行くことにする。

ノロッコ号に乗って塘路駅まで行って、
迎えの車でレイクサイドとうろまで行く。

そしてそこで、昼食に。
なんと、われわれ3人だけで
ジンギスカン。
小雨も降っているのでテントの下。
ジンギスカン鍋でなもないので、
バーベキューといった感じだ。
しかし、これが意外にうまかった。

そして、いざ出発!

朝一番のコースも数艇だったらしいが、
このコースはキャンセルが出て
われわれだけになったという。
「小さな子供がいる場合は、
晴れていてもすぐ飽きてしまうので、
雨が降っていると辛いでしょうね」
とのこと。

塘路湖から細い支流を通って
釧路川に入るコースは
ここだけらしい
支流の狭いコースが
岸辺にいちばん近くスリルもあるので
面白かった。
まわりに誰もいない、
自然の音しかしない中を悠々と行くのは
じつに贅沢な気分だった。

釧路川本流にはいると、
場所によっては風が強くなり、
雨も激しくなる。

それでも、
タレントのガイドとして
テレビにも出たことがあるという
ベテランガイドさんが
ほとんど一人で漕いでくれながら、
様々な解説をしてくれる。
ゆったりと川下りを楽しめたし、
タンチョウヅルなどにも
出遭うことができたので、
たいへん満足な旅だった。
「カヌー漕ぎというより
癒しの旅として楽しんでください」
という言葉通り、
気持ちが安らぐひとときが過ごせた。

話によると、
珍しい鳥などを求めて
真冬のカヌー下りをする人もいるらしい。
たいへんですね。

夜は、
どうしても行ってみたかった
炉端焼き屋さん「くしろ炉ばた」へ。
炭火焼きの焼き台の前には、
お歳を召したおばあさんが一人で座って、
焼き物をさばいている。

ししゃも、椎茸、なす、さんま、
じゃがいも、つぶ貝など食べたが、
おばあさんの焼いた巨大な
椎茸となすの味が忘れられない。
機会があったら、ぜひまた来てみたい。

5日目(8月3日)は帰京の日。
朝、ホテルで
2度目のヴァイキングを食べたら、
激しい雨の中を
タクシーで空港に向かう。

昼は、羽田空港の「南国酒家」で。
本日の料理長おすすめセット
もう一品(たしか、冷やしタンタン麺)をとって
3人でシェアして軽くすませた。
こうして、
われわれの夏の旅は終わった。

[Travel] Posted by tokuo | TrackBack
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