September 01, 2008

スライ奇跡の来日

日曜日は、
東京国際フォーラムで
東京JAZZのコンサート。

とはいっても、
ブルーノートと提携のプログラムということで、
近い日時でブルーノートで演奏する
ロベン・フォード、サム・ムーア、
スライ&ファミリー・ストーンという
JAZZとは遠いメンツの公演だ。

ほぼすべてのCDを持っていて、
ぼくのフェイバリット・アーティストの
スライが来るかもしれないと聞いても、
「まさかあ」ということで動いていなかったが、
ブルーノートのサイトを見て驚いた。
2セットの公演がすべてソールドアウト。
ようやく東京JAZZのチケットを確保したが、
2階席のいちばん後ろの席だった。

ギターの腕と音はいいが
ややアメリカン・ロックの
ステロタイプに感じられた
ロベン・フォード
膝は伸びなくなってしまったが、
歌で客を乗せる天才のサム・ムーア
(サム・ムーアは、想像以上に素晴らしかった!)

ほぼ1時間ずつの公演が終わって、
スライの出を待つ。

コンサートの状況は、
詳しいブログを参照してもらいたい。

Sly Stone @ Tokyo Jazz (Part 1) : 36 Minutes Long On The Stage

本当に来た スライ&ファミリー ストーン

最初のうちは、
「むかし腕のよかった寿司職人が
久しぶりに握る姿を隣で見ている息子」
のような気持ちで、
落ち着いて見られなかった。
それが、だんだん、
あきらめがついたというか、
その場を楽しまなくてはという気になった。

そして、
「ファミリー・アフェア」
「サンキュー」では
ファンクの真髄が垣間見えた気がした。

ぼくとしては、
せっかくオリジナル・メンバーの
シンシア・ロビンソンがいるなら
「ランニング・アウェイ」が聴きたかったなあ。

最後に、上記のサイトから
セットリストを引用させていただきます。

■セットリスト スライ&ザ・ファミリー・ストーン
Setlist : Sly & The Family Stone @ Tokyo Kokusai Forum, August 31, 2008

musicians on the stage 15:32
show started 15:33
01. Dance To The Music [CD "Dance To The Music" 1968]
02. Everyday People [CD "Stand" 1969]
03. Don't Call Me A Nigger, Whitey (Sly came on the stage at 15:40) [CD "Stand" 1969]
04. Family Affair [CD"There's A Riot Going On" 1971]
05. Sing A Simple Song [CD "Stand" 1969]
06. Stand [CD "Stand" 1969]
07. If You Want Me To Stay [CD "Fresh" 1973]
08. I Want To Take You Higher (Sly left the stage at 16:16) [CD "Stand" 1969]
09. Thank You (Falettinme Be Mice Elf Agin) [CD"Greatest Hits" 1970]
10. Thank You For Talkin' To Me, Africa [CD"There's A Riot Going On" 1971]
Enc. I Want To Take You Higher [CD "Stand" 1969]
show ended 16:42
musicians off the stage 16:43

(2008年8月31日日曜、東京国際フォーラム=スライ&ザ・ファミリー・ストーン・ライヴ)

追記:
ブルーノートでは、2セットとも
スライの登場時間は12分程度だったとのこと。
フォーラムは36分らしいから、なんか得した気分。

[Music] Posted by tokuo | TrackBack
Comments
Post a comment









Remember personal info?