August 28, 2008

三代目の寿司

以前よく通っていた
神楽坂のお寿司屋さん「新富寿司」
仕事の帰りに同僚と寄る。

元々は、
筑土八幡の近くにあった店だ。
歌舞伎の女形のような
肌のきれいな立ち姿の良い
初代の江戸前の寿司が好きだった。

神楽坂に二軒目を出していた
二代目の息子さんが、
お父さんが倒れた後は
筑土八幡の店を閉めて頑張っていたが、
残念ながら病気に倒れて亡くなったという。

現在は、
初代のお孫さんが三代目として
ツケ台に立っている。

この日は1階が満員なので、
2階の座敷に案内された。

初代の女将さんは今も元気で、
煮物とお椀の調理は
この大女将の担当だという。

突き出し、つまみに刺身、
煮魚、寿司と
少なめに出してもらったが、
ぼく好みの小ぶりの握りがうれしい。

初代からの伝統が
息づいているのを確認できて、
幸せな気分になった。


最後に、
ビールを飲んでいい気分の大女将
急な階段を登って挨拶に来る。
元気な姿を見て、これまた
幸せな気分になって家路についた。

[Food&Drink] Posted by tokuo | TrackBack
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