May 01, 2009

GW④ ドレスデン国立歌劇場管弦楽団再び

というわけで
30日夜は、東京文化会館で
ドレスデン国立歌劇場管弦楽団を再び聴いた。

このコンサートは
都民劇場の公演だということで、
当日、電話でチケットを予約した。

プログラムは、前半は前日と同じ
R・シュトラウスの交響詩「ドン・ファン」と
「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」。
後半は、最近ぼくがはまっている
ブラームスの交響曲第4番だ。

今回の席は、
舞台に向かって右袖の席(1階R9列9番)で、
昨日より高い位置だったので、
シュトラウスの曲では、
全体の響きがよりよく聴こえた。

指揮者のファビオ・ルイジは、
イタリア人にしては律儀に、
しかし、イタリア人らしく
表情豊かな面も持った指揮をする。
きっちりテンポを守る時と、
テンポを思い切って遅くする時の
メリハリがハッキリしているのだ。

ルイジ+ドレスデンのコンビは、
なんといっても、
テンポよく弾く
弦の斉奏の響きの気持ちよさ、
そして、
ゆったりと聴かせる
管のソロの美しさが印象的だ。

ブラームスは、
第1、第2楽章をかなりゆっくり演奏し、
第3楽章はハイスピードでとばす。
これが気持ちよくて、
会場は一気に盛り上がる。
そして、最終楽章は
ロマンチックにゆったりと聴かせる。
素晴らしい終わり方だった。

アンコールは、昨日と同じ、
ウェーバーの「オベロン」序曲。
これがさらにテンボがよく、快演だった。

2日間にわたって、
世界最高クラスの音を堪能した。

[Music] Posted by tokuo | TrackBack
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