September 05, 2009

50年物のコニャック

先日、
銀座「バー・オーディン」で行われた
15周年特別記念企画の試飲会
「究極のコニャック ポールジロー」
参加してきた。

グラン・シャンパーニュの旧家で
まさに手作りのコニャックを
作り続けているポール・ジロー氏自ら、
醸造の過程をスライドを使って
説明してくれた。

飲ませていただいたものは、
下記の順番とビンテージ。

2000 : 2006年の来日時に参考品として出品、
      来場者様から商品化希望の声が相次いだ前回から3年経ち、
      より魅力溢れる味わいが楽しめます。
1998 : 約11年熟成、
1995 : 約14年熟成、まだ若いが熟成の過程を知るサンプルとして最適!
1986 : 約23年熟成、Vieille Reserve(=15年)に時折ブレンドされるビンテージ。
1973 : 約36年熟成、Extra Vieux(=25年)に時折ブレンドされるビンテージ。
1962 : ポールジロー氏が保有する2番目に古いビンテージ、約47年熟成。
      今まで商品化やブレンドを全くされたことのない、
      言い換えれば「誰も飲んだことのない」ビンテージ!もちろん本邦初です!
1959 : ポールジロー氏が保有する最古のビンテージ、約50年熟成。

ジロー氏の説明にもあったが、
2000年と1998年の
たった2年での熟成の違い、
舌触りがトロッとして香りが素晴らしい1995年、
「大きな樽であと20年熟成させるつもり」
という1986年の若々しさ、
1973年の美しい色合い、
スパイシーで香りが素晴らしい1962年、
1959年の複雑な味の重なり、
どれも貴重な経験だった。

参加者のお気に入りは、
1962年が1位、僅差で1959年だった。
複雑さでは1959年、
透明感で1962年といったところで、
あとは好みでしょうか。

パート2が楽しみだ。

追記)
主催者によるブログがアップされました。
「15周年企画パート1 ポールジローの全て!」


[Food&Drink] Posted by tokuo | TrackBack
Comments
Post a comment









Remember personal info?