September 12, 2009

ウイスキー9杯

先日に続いて、
恵比寿の「バー・オーディン」
15周年特別記念企画の試飲会。
今回はパート2で、テーマは
「老舗ボトラーズ「ゴードン&マックファイル」の全貌」だ。

ゴードン&マックファイル社は、
継続的に経営しているボトラーズとしては、
世界最古といわれている会社。
自社での熟成に徹底的にこだわる
姿勢が尊敬に値する。

今回いただいたものは、
飲んだ順に下記のとおり。

   Benromach Traditional
   Benromach Golden Promise
   Benromach Peat Smoke
   ST Magdalene 1975/47.5度
   Glenburgie 1966/50度
   Macallan 1979/46度
   Miltonduff 1969/50度
   Longmorn 1969/59.3度
   Benromach (1998)10YO/43度

ベンロマックというのは、
G&Mが長年の念願を
かなえて買収した蒸留所で、
ここのPRが今回の主眼でもあったようだ。
最後に”サプライズ・ボトル”として
飲ませていただいた”10年”が、
12月中旬から発売されるという。

ところで、今回の
シングルモルトのビンテージものは、
すべてシングルカスクで、
色も香りも味わいも
とても個性豊かだった。

正直言って、
こんなに差があるとは思わなかった。
なかでも、Miltonduff 1969は
まるでコニャックのようで
今回の中でも際立って素晴らしかった。
濃い色合いとブドウのような香り、
滑らかな舌触りとで、
夢のような味わいだった。

Miltonduffは、
バランタインのブレンドの
基礎になっているのだという。
ちなみに、Longmornは
シーバス・リーガルに入っているそうだ。

ぜんぶで9杯のウイスキーを
2時間で飲み干して、
とてもいい気分で店を出た。

ほとんど何も食べずに飲んだので、
すぐ近くの「鮨 やまざき」
軽く寿司を食べて帰る。

「勘八」系で修行した方の店らしいが、
しっかりした寿司
食べさせてくれた。

満足な一夜でした。

追記)
主催者によるブログがアップされました。
「ゴードン&マックファイルの全貌!」

[Food&Drink] Posted by tokuo | TrackBack
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