いただいたチケットで、
イツァーク・パールマンのヴァイオリン・リサイタルを
サントリーホールで聴いてきた。
席は2階のC2列15番。
2階の一番前の席でとても見やすかった。
電動車椅子で颯爽して登場のパールマンは、
モーツァルト、フランク、ストラビンスキーの
ヴァイオリン・ソナタを演奏。
その後は、
技巧的なヴァイオリン小品を次々と演奏した。
曲目は下記の通り。
【Bプログラム】
第1部
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ 第42番 イ長調 K.526
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
第2部
ストラヴィンスキー:イタリア組曲〜ヴァイオリンとピアノのための
ヴァイオリン名曲集(当日ステージ上で発表)
クライスラー:コレルリの主題による変奏曲
ポンセ:エストレリータ
フンメル:ロンド
J.ウィリアムズ:シンドラーのリスト
ブラームス:ハンガリー舞曲第2番
ファリャ:スペイン舞曲第1番
アンコール
バッツィーニ:妖精の踊り
白眉は、シンドラーのリストのテーマ。
フランクも深みがあって素晴らしい。
技巧的な曲は、
超絶的なものがかえって感動的だった。
パールマンの音はとても暖かい音。
刺激が足りないくらいだったが、
フランクは本当に素晴らしかった。
全体にちょっとオーソドックス過ぎて
ぼくの趣味には合わないが、
そのヴィルチュオーゾぶりはやはり感嘆に値する。