November 28, 2010

錦糸町のアルゲリッチ

すみだトリフォニーホールで、
アルゲリッチのコンサート
音がいいホールでの
ショパンとラヴェルのピアノ協奏曲なので、
楽しみだった。

席は1階5列24番、
ピアノの真ん前で
強音のバランスがあまり良くない。

最初のショパンは、出だしは
さすがのアルゲリッチも
ちょっとぎこちない指使いだったようで、
音が重なって聞こえたが、
尻上がりに調子がよかったのか、
しだいに表情がみるみるにこやかになった。

どちらの協奏曲も、
ぼくは緩やかな第二楽章が気に入った。
弱音の粒立ちに目をみはる。

アンコールは、
さらにテンポが上がって素晴らしかった。

   ラヴェル: ピアノ協奏曲ト長調から 第3楽章
   ショパン: マズルカ ハ長調 op.24-2

聴衆は大喜び。
満足のいくコンサートだった。

[Music] Posted by tokuo | TrackBack
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