June 07, 2012

ヤルヴィ!!

サントリーホールで、
ヤルヴィ指揮フランクフルト放送交響楽団の
コンサートを聴いてきた。

アリス=紗良・オットが弾く
リストのピアノ協奏曲第1番と、
マーラー交響曲第5番。

さあ、前回観た時と同様に
アリス=紗良・オットは裸足で現れるか?

サントリーホールの座席は1階1列12番。
またもや最前列だ。
譲ってもらったチケットなので
一緒に来た妻は13列4番。
迫力は最前列だが、
音とピアノを弾く姿を観るには
もうちょっと後ろの方がいいようだ。

アリス=紗良・オットは
やはり裸足だった。
可憐な背中と肩と腕で
リストを弾きまくる。
弱音とリズム感が印象的だ。
ヤルヴィはこの協奏曲では
控えめな印象。
ピアノを立てていたのか?

アンコールにリストのカンパネラと
ブラームスのワルツ第3番。
顔はよく見えなかったが、
ピアノ協奏曲を堪能した。
さあ、後半だ!

マーラー交響曲第5番。
ヤルヴィの指揮姿がじつに格好よく、
各楽章のフィナーレ?がキマリにキマる。
プーチン似の大男が踊るように
指揮するのだから迫力十分。
ゆっくりのパートをじっくりと聴かせて、
クライマックスをキッチリ盛り上げる。
観客からまさに万雷の拍手だ。面白かった!
なかでも、
第3楽章が白眉の出来。
思わず拍手しそうになったくらいだ。
アダージョは、
ヴァイオリンの3列目にいた
美人がウットリと弾いているのを
こちらもウットリ眺めていた。
最終楽章は怒濤の指揮と演奏。
一度ビデオで観てみたい。

アンコールはブラームスの
ハンガリー舞曲2曲だった。

フランクフルト放送交響楽団は、
弦の甘い響きは少なめだが、
力強くしなやかだった。

管楽器、中でも金管が
とても強力なので強奏が素晴らしい。
アンコールのハンガリー舞曲のような
スラブ系の音楽が得意なのがよく分かる。

[Music] Posted by tokuo | TrackBack
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