December 12, 2012

2年半ぶりのツィメルマン

今夜は
錦糸町すみだトリフォニーホールで、
久しぶりに聴く
クリスチャン・ツィメルマンのコンサート
前回は2010年6月だった。
パンフレットによると、
彼は1年半の休養明けだそうだ。
座席は1階13列27番。
音の響きはいいが、
ツィメルマンの手元は見えない。

プログラムは、
生誕150周年の
ドビュッシーの「版画」と「前奏曲」と、
生誕130周年の
シマノフスキの「9つの前奏曲」から数曲ずつ。
そして、
ショパンのピアノソナタ第3番。

ドビュッシーは比較的苦手だが、
ツィメルマンの繊細な弱音と、
強靱な強音の音の大きさとの対比が見事。
とくに速いパッセージの曲が素晴らしいが、
「沈める寺」の壮大な構築感が強く印象に残った。

飛ばしに飛ばすショパンのピアノソナタは
やはりツィメルマンの真骨頂。
これはよかった。

シマノフスキの前奏曲も悪くはなかったが、
もう少し長い曲を聴きたかったかな・・・。

コンサートの後は、
いつものの「とり喜」が満員だったので、
前から目をつけていた「もつ焼き 涌谷」へ。
ガツ刺し、もつ焼き、おでんを
焼酎お湯割りで食べる。

よく煮込んだおでんが
枯れた味わいで絶品だった。
雰囲気もいい店。

ごちそうさまでした。

[Music] Posted by tokuo | TrackBack
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