今週の夏休み中に
「ダ・ヴィンチ・コード」上下2巻を読み切ってしまった。
上巻と下巻の中ほどまでは
ほとんどジェットコースターのような
スピード感で話が進んでいく。
原始キリスト教とヴァチカンの乖離をテーマに
難しい歴史話をわかりやすく勉強させながら
面白いストーリーに仕立てているのには感嘆させられる。
一読をおすすめする。
ただ一点、物足りないのは、
解決編とでも言うべき下巻の後半部分。
あまりにもトントンと事態が解決していってしまう。
もう少しじっくり書き込んでもらいたいところだ。
イエスの実像については、
昔からなぜか興味があり、
岩波新書の「イエスとその時代」や、
当時の風俗を説明しながらイエスは死んでいなかったとする
「イエスのミステリー」などを読んでいたが、
マグダラのマリアについてさらに調べたくなってきた。