武道館でノラ・ジョーンズの最終公演を観る。
先日のデスチャの観客とは対照的な
落ち着いた感じの観客が多い。
最初のDVD「Live in New Orleans」(日本盤はこちら)では
やや堅さが目立っていたが、
今回の公演は余裕のパフォーマンス。
気持ちよく歌を歌っていた。
未見だが、昨年のライブDVD
「ノラ・ジョーンズ&ハンサム・バンド・ライヴ」の曲目を見ると、
今回も歌っていたトム・ウェイツの曲も入っているので、
かなり似ているのではないかと思う。
観ていて圧倒されたのは、
やはり彼女の声。
スタジオ録音よりブルージーだ。
それでいて透明感を失わない。
前半は、
全体にジャズっぽいアレンジで
地味めの曲をじっくり聴かせた。
途中からは、ヒット曲とカバー曲を中心に
カントリー・ロック風に盛り上げる。
どんな曲を歌っても
ノラの歌になってしまうのはさすが。
レオン・ラッセルの曲を歌っても
きっちり自分の歌にしてしまう
カーペンターズのようだ。
一緒に行った娘には
ちょっと大人っぽすぎたかもしれないが、
満足できたコンサートだった。
ところで、2枚目のライブDVDの輸入盤が
amazonのレビューでは
「日本のDVDプレーヤーでもかかる」と言われているのに、
データ欄では
「日本国内(リージョン 2)用のDVDプレーヤーでは再生できません」
と書かれているのはなぜなんだろう?
途中からガードをかけたのだろうか?