佐藤優「自壊する帝国」を読了。
ソ連崩壊の裏側を面白く語っている ドキュメンタリーだ。 神学を学んでいたことが 佐藤氏の意外な武器になるというところが 人生の皮肉を感じさせる。
ソ連という”まとまり”を維持するためには ロシア正教も利用しようとしたという 政治のリアリティが興味深い。
それと、 ゴルバチョフのアタフタぶりが 印象に残るが、 こういう外交関係の話は 反対側の情報も見てみないとなあ・・・。