December 07, 2006

元気な”スローハンド”

今晩は、日本武道館で
エリック・クラプトン公演。

演目はまず、
「Tell The Truth」から。
出だしから、
「やっぱり武道館は、いい音じゃないね」
と妻と話していたが、
アッという間に気にならなくなる。
とてもいい出来だった。

休む間もなく圧倒的な演奏が続いて、
「Little Wing」でペースダウンしたが、
感動でジワッと涙が出そうになる。
(演目リストを見ると、
どうも、この曲を演奏したのは、
今回のツアーで初めてらしい・・・)

ウドーのパンフによると、
”デュアン・オールマンの再来とも呼ばれている
若き天才スライド・ギター・プレイヤー”という
デレク・トラックスと、
”ジミ・ヘンドリックスから
スティーヴィー・レイ・ヴォーンへの
流れを汲む左利きのギタリスト”というふれこみの
ドイル・ブラムホールIIという、
”再来2人組”を従えて、
気持ちよさそうに弾くクラプトン。
「やっぱり俺がイチバンだよな!」
とでもいうようだった。

なじみの曲の連続で”大人の多い客席”は
盛り上がりに盛り上がる。

なじみの曲とはいっても
ドラム、ベース、キーボードのバック陣の
リズムは確実に2006年仕様になっている。
だからまったく古さを感じさせない。

ストーンズといい、
クラプトンといい、
60歳を超えてまったく
衰えを感じさせないのは頭が下がります。

アンコールに演奏した
クリームの曲「Crossroads」を聴きながら、
「ああ、この人は憧れていたアメリカの
”ブルース・マン”についになったのだなあ」
と深い感慨がこみあげてきた。

[Music] Posted by tokuo | TrackBack
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