May 25, 2007

one-finger salute

読んでいつも感心させられることの多い、
O'Reilly RadarのTim O'Reillyのエントリーに、
「Just Give the One Finger Salute and Keep Going」
というのがあった。

スカイダイビングの世界最高度記録を持ち、
乗り物(飛行機or宇宙船)なしに超音速に達した
男性と話をしたときのことが書いてある。

研究社の「リーダーズ+プラスV2」によれば、
   one‐finger salute
   n. 《俗》 中指を立てる軽蔑のしぐさ.
だという。

このしぐさは、
彼が31,330 m(!)からダイブした時のビデオ
最後に出てくる。
この1960年のダイブで、
パラシュートが開く前に
時速1,149 kmに達したのだという。

着地に成功した男性に駆け寄って、
この仕草をする男性がいる。

オライリーが、
「あれはどういう意味ですか?」
と、現在78歳の男性に尋ねると、
「あれはパラシュートのデザイナー。
ぼくたちが成功するわけがないって
言ってた人たちに向けてやっているんだ。
『そんなことできるわけないよ』って
言う人はいつもいるさ」
と答えたという。

そして言った言葉が、
「Just give them that one-finger salute and keep going.」。
意訳すれば、
「そんなやつにはアッカンベーして、やり続けるのさ」。
直訳すれば、
「そんなやつには”ファ○ク・ユー”。そしてやり続けるのさ」
だろうか。

オライリーは、
「われわれは立ち上がって拍手をした。
かつては地上に巨人(偉人?)がいたものだ」
と書いてエッセーを締めくくっているが、
たしかに、すごい人がいたものです。

[Thoughts] Posted by tokuo | TrackBack
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