日曜日は、
大田区民ホール・アプリコで、
「ドレスデン歌劇場室内管弦楽団 with 森 麻季」を聴く。
プログラム:
コレッリ:合奏協奏曲Op.6より ト短調「クリスマス」
ヘンデル:歌劇『セルセ』より“なつかしい木陰よ”(ソプラノ:森 麻季)
モーツァルト:ファゴット協奏曲 変ロ長調 K.191
J.S.バッハ:『ヨハネ受難曲』より“融けて流れよ、私の心”(ソプラノ:森 麻季)
J.S.バッハ:アヴェ・マリア(ソプラノ:森 麻季)
J.S.バッハ:主よ、人の望みの喜びよ
モーツァルト:モテット「踊れ、喜べ、汝幸いなる魂よ」(ソプラノ:森 麻季)
アンコール曲:
ヴェルディ:協奏曲『四季』より「冬」第1楽章
J.S.バッハ:『クリスマス・オラトリオ』より「主イエス・キリスト降誕」
F.J.ハイドン:交響曲第45番嬰ヘ短調『告別』より第4楽章
モーツァルト:歌劇『イドメネオ』より行進曲
評判通り、
ドレスデンの鋼の音とアンサンブルは
なかなかのもの。
『四季』の「冬」も
イ・ムジチの、
どこかしなるようなアンサンブルとは
違う空気を感じさせる。
アンコールの1曲では
演奏者が一人ずつ退出する演出もあり、
客を喜ばせる勘所もおさえている。
何より、演奏者自体が
演奏を楽しんでいることが感じられて
思いがけず感銘を受けた。
森麻季も
美貌と美声で大人気だった。
惜しむらくは、ドレスデンの
強いアンサンブルに対抗するには、
もう少し声量がほしいかな。
ホールもキレイで気持ちよく、
音も良くて満足なコンサートでした。