February 15, 2008

ポリスに感激

昨晩は妻と東京ドームで
「THE POLICE LIVE IN CONCERT」
スティングは観たことがあるはずだが、
ポリスはこれまで、
直接観る機会がなかった。

トーキング・ヘッズと並んで、
ぼくの大好きな同時代のバンドなので、
とても楽しみだった。

結論から言うと、
これまで観たコンサートの中でも、
ベストのひとつ。

少なくとも、
東京ドームで観たコンサートとしては、
音響も演奏も最高だった。

1階3塁側の
37通路37列281~282番だったが、
上からの音の反響がなく、
PAの音がじかに到達するのが、
音がよかった理由だろう。

曲目は、おそらく
前日のリストと同じ。
「孤独のメッセージ Message In A Bottle」で
一気にテンションが高まると、
そのままラストまで
テンションが下がらなかった。

トリオとはいえ、
多様なリズムを駆使する
スチュワート・コープランドのドラムス、
変幻自在のアンディ・サマーズのギター、
ジャジーで強靱なスティングのベース、
そしてもちろん
超強力なスティングのボーカルと、
まるで4人編成だ。

曲目も、
くっきりしたメロディと
カラフルでメリハリの利いたアンサンブル、
一気に盛り上げるリズムの、
どれをとっても素晴らしい。
スティングの息子、
ジョー・サムナーのバンドで、
当日の前座をつとめた
フィクション・プレインとは
やはり比べることもできない。

出だしから観客を乗せまくる
スティングの歌は余裕さえみせて、
大音響の中でも
時間がゆったりと流れる。

一度はポリスで聴いてみたかった
「見つめていたい Every Breath You Take」では、
涙が出そうになった。
突っ走る音楽の向こうに、
最高の音楽を聴いたときに感じる、
「永遠」の感覚が見えたような気がした。

[Music] Posted by tokuo | TrackBack
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