吉祥寺バウスシアターのレイトショーで
久しぶりに映画を観た。
「アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生」は、
生きているカ写真家の中で
ぼくが最高に好きな
写真家の輝かしいキャリアを
描いたドキュメンタリーだ。
(ちなみに、いちばん好きな写真家は、
ジュリア・マーガレット・キャメロン、
2番目はナダール、
3番目はリチャード・アヴェドン)
アニーのことをあまり知らない人でも、
彼女の写真を見たことは少なからずあると思う。
アニーの一番下の妹が監督をした
このドキュメンタリーは、
彼女の写真術の裏側をかなり詳細に見せてくれる。
映画は
彼女の集大成ともいうべき写真集
「A Photographer's Life, 1990-2005」を
構成する過程と並行して彼女の人生を振り返る。
彼女の写真が好きな人なら、
そして、彼女の恋人、スーザン・ソンタグ、
ローリング・ストーン誌やローリング・ストーンズに
興味がある人なら必見の映画だ。