June 05, 2008

話題の2人の歌声

昨夜はラフォーレミュージアム原宿で、
「LAFORET SOUND MUSEUM 2008」
ヤエル・ナイムアシャ」に行ってきた。
2泊3日で京都へのミニ修学旅行に
行った帰りの娘と待ち合わせて観る。

このコンサートが終わった
9時過ぎからの追加公演も決まったらしく、
われわれの回も満員の入りだった。
さすがは、いま話題の2人だけある。

最初に演奏したアシャについては、
先日も書いたが、
男性のアコースティック・ギターと
女性のヴォーカルをバックに
アルバムからの曲を
芯の強い歌声でより丁寧に歌い上げる。
「Jailer」の軽快なリズムで観客をノセ、
40分ほどの演奏が終わった。

ヤエル・ナイムは、
MacBookAirのCMで有名になった
「New Soul」のように可憐で
軽やかなイメージが強いので、
アシャの後ではつらいのではとおもったが、
そんなことはありませんでした。

彼女の声は、アシャに負けず劣らず、
声の幅の広さではアシャを上回る美声で
観客を魅了してくれた。
強弱の幅がとても大きくロマンチックで、
中東っぽい半音を使ったコブシは、
響きの幅も大きくコズミックな印象も強い。

また、ジャケットなどで見ると
おとなしそうなフォーク歌手
といった感じだが、
ケラケラ笑いながら
ステージ中を飛び跳ね走り回り、
とても元気がいい。

色男のキーボード、
長髪の怪人のようなベーシスト、
リンゴ・スターのようなドラマー
という構成のバックバンドも
なかなか腕達者で、
指ピアノテルミン
ピアニカなどを駆使して
ノリのいいサウンドを作りだしてた。

CDで聴くより数段、
迫力とデリケートな歌声の凄さが違う。
「2年半かけて私のアパートの部屋で作ったの」
というから、大きな音が出せずに
実際の迫力がCDには出ていないのかもしれない。
やはり音楽はライブを聴かないと分からない。

ヤエルは観客のノセ方も上手で、
手拍子やコーラスもうまく引き出していた。
途中で、「友人です」といってアシャ呼び出し、
2人でソウルフルなデュオも聴かせた。

娘はヤエル・ナイムの方が気に入ったようだが、
アシャはトリのヤエルに気をつかって
ややサッパリと演奏したのかなと思う。

いずれにしても、
次に来るときは大人気になって、
大きなホールでしか
観られないかもしれないので、
間近で才能あるアーティストが観られて
幸せな時間が過ごせた。

[Music] Posted by tokuo | TrackBack
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