November 08, 2008

上海蟹の食べ比べ

今週は、
上海蟹を立て続けに食べた。

まずは、
ほとんど毎年1回は食べている
「中国飯店 市ヶ谷店」で。

前菜は、チャーシューと
ピータン豆腐を頼む。

上海蟹おすすめ料理の中から、
上海蟹の姿蒸し4L(オス)を
各人1個頼んで、その他は、
この店の定番的な料理にした。

黒酢のすぶた、里芋の葱油炒め、
豆苗とマコモのあっさり炒め、
小籠包、おこげ(トマトとホタテのスープ)。

いつもならが、里芋が抜群だった。
値段のほとんどは技術代だろうが、
十分その価値がある。
ねっとりとしてホクホクしていて、
味わいはとても深い。

しかし、
上海蟹のミソの卒倒するような
この世とも思われる味には
いつも感心させられる。
今回も大満足だった。

里芋なども予想より
多めに頼んでしまったので、
けっこうお腹が一杯になったが、
次の日にはスッキリしていた。

そして、
別の日に行ったのが、
新宿「シェフス」
わかりにくい場所で、
またちょっと迷ってしまった。

こちらでは、
マダムのお薦めに従って、
メニューの中からどんどん頼む。

上海ソーセージ(腸詰め)、赤ピーマンマリネ、
春巻き、黄ニラ千糸炒め、海南鶏。

「海南鶏」は、
”ガーリック・レモンをなすり付けた鶏肉を、
皮がパリッとするように焼いて、
そこに醤油ベースにアニス・コリアンダーといった
スパイスを効かせたタレをかける”
といったものらしい。
こちらを参考にしました)
これもおいしかったが、
赤ピーマン、黄ニラのやさしい味わいは
この店ならではの格別のものだった。

メインの上海蟹は、
上海蟹姿蒸し(オス)に加えて、
上海蟹みそ炒飯を贅沢だが頼んでみた。

こちらの上海蟹は、
蒸し方がやや浅いらしく、
ねっとりとした歯ごたえを残している。
パサパサしないようにという
店の方針なのだと思う。
これはこれで、
素材の味わいを生かした
素晴らしい出来になっている。

マダムからは、
蟹足の食べ方を伝授してもらった。
蟹足の根本の一節をもぎり取り、
両端を少しはさみでカットする。
足先の鎌のような一節をもぎりとる。
鎌をもぎり取った足を、
先に両端をカットした節に差し込んで、
蟹肉を押し出して食べる。
これはとても食べやすい。
みんな黙って、
この作業に熱中してしまった。

あと、毎回、
ちょっとだけ残念なのが、
生姜のタレ。
悪くはないのだが、
黒酢を入れた中国飯店のものの方が
ぼくは好みだ。

炒飯も蟹味噌の味わいが効いていて
とてもおいしいが、
やはり姿蒸しのおいしさにはかなわないかも。

最後に、
同行者がどうしても食べたいというので、
ねぎラーメンを頼んだが、
頼んでよかった。
やさしい味のスープといった感じで、
シメにピッタリ。

こんどは、
上海蟹の季節でないときにも
一度来てみたい店だ。

今週は、風邪気味の1週間だったが、
おいしく栄養のありそうな食事で、
なんとか倒れずに乗り切った。
来週は完治するといいのだが・・・。

[Food&Drink] Posted by tokuo | TrackBack
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