June 06, 2009

山田宏巳さんの新しい店

昨晩は、
5月中旬にオープンしたという
麻布十番「ヒロソフィー(HiRosofi)」
おまかせコースを堪能した。

「入口がわかりにくいとか、紹介制とか、
男は35歳以上(新しい!)とか、
撮影禁止とか」
らしい。
撮影しているサイトもありますが・・・)

「男はR35(35歳以上)だが、
女性は年齢制限はないらしい」
というのが紹介してくださった方の弁。

いただいた料理は、
まず、前菜として、
水牛のモッツァレラと、
サラミ、ベーコンに野菜を合わせたもの。
標本箱のような箱の中に
ハーブとドライアイスが入っていて、
料理の下のガラスから白煙が上がり、
霧に覆われた森の雰囲気を出している。

次の皿は
鯛のアイスクリーム(!)に、
ノドグロの刺身、トマトを和えた冷製パスタ。
雰囲気的にはカルパッチョかな。

そして、
灯籠のような保温容器で
サーブされる白魚のパスタ。
細いパスタ、紫蘇などと
混ぜているうちに
生の白魚に火が通ってくる仕組みだ。

次は、
オマール海老の焼きリゾット。
チキンライスのようになった
リゾットの上にのせたチーズが
お焦げのようになっている。

メインは、
「低温で40分調理」したという仔羊。
ガラスのドームを被せて、
燻製用のチップを燃やした煙が
中に充満させてある。

メインの2品目は、
注文の手違いで順番が逆になったが、
蒸し鮑のソテー、パプリカ添え。

デザートは、
和三盆のブリンやパイの盛り合わせ。

これらに、
ソムリエに勧められた
イタリアのソーヴィニョン・ブラン1本と
赤のグラスワインを飲む。

今回の白眉は、
やはりメインの2品だった。
驚くほど柔らかく、
まるでレアのようでいて
絶妙に火が通っている仔羊。

先日に続いて、
丸ごと1個いただいた鮑も、
これまた素晴らしいの一言だった。

シェフの自宅で
ごちそうになっているような雰囲気は、
好き好きがありそうだが、
以前に比べて脂の抜けたような
山田シェフの料理一筋な雰囲気が好ましい。

山田さんもいろいろあったが、
お子さんも結婚して
安住の地が得られたというところだろうか。

[Food&Drink] Posted by tokuo | TrackBack
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