June 11, 2009

ツィマーマン再び

昨晩は、先日に続き、
サントリーホールでツィマーマンを聴く。

今回は、[プログラム B] だ。

   J.S.バッハ:パルティータ第2番 ハ短調 BWV826
   ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第32番 ハ短調 作品111
   バツェヴィチ:ピアノ・ソナタ第2番
   シマノフスキ:ポーランド民謡の主題による変奏曲 作品10

前回のプログラムから、
ブラームスが抜けて
バツェヴィチが入っている。

客の入りは前回より良く、
1階はほぼ満員だった。

前半は、
ほぼ前回と同じようだったが、
席が12列4番と前回より後ろだったせいか、
音の響きが良く、中音が充実していた。

まったくはじめて聴く、
バツェヴィチピアノ・ソナタは、
なかなかの迫力で面白かった。

ツィマーマンが弾く姿を観て
弾く音を聴いていると、
第1・第3楽章は山下洋輔のようで、
第2楽章は坂本龍一のようだった。

前回に引き続いてのシマノフスキは、
曲の構造とテーマが頭に入ったせいか
とても分かりやすく、素晴らしい演奏だった。

演奏の出来も良かったと思うが、
客の反応も素晴らしく、
万雷の拍手だった。

無理して2回聴いてみた
かいがあったというものだ。

[Music] Posted by tokuo | TrackBack
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