昨晩は、先日に続き、
サントリーホールでツィマーマンを聴く。
今回は、[プログラム B] だ。
J.S.バッハ:パルティータ第2番 ハ短調 BWV826
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第32番 ハ短調 作品111
バツェヴィチ:ピアノ・ソナタ第2番
シマノフスキ:ポーランド民謡の主題による変奏曲 作品10
前回のプログラムから、
ブラームスが抜けて
バツェヴィチが入っている。
客の入りは前回より良く、
1階はほぼ満員だった。
前半は、
ほぼ前回と同じようだったが、
席が12列4番と前回より後ろだったせいか、
音の響きが良く、中音が充実していた。
まったくはじめて聴く、
バツェヴィチのピアノ・ソナタは、
なかなかの迫力で面白かった。
ツィマーマンが弾く姿を観て
弾く音を聴いていると、
第1・第3楽章は山下洋輔のようで、
第2楽章は坂本龍一のようだった。
前回に引き続いてのシマノフスキは、
曲の構造とテーマが頭に入ったせいか
とても分かりやすく、素晴らしい演奏だった。
演奏の出来も良かったと思うが、
客の反応も素晴らしく、
万雷の拍手だった。
無理して2回聴いてみた
かいがあったというものだ。