November 20, 2009

新酒を飲む会

昨年に引き続き、
今年もボジョレー・ヌーヴォーを中心にした
「新酒を飲む会」に参加してきた。

今年の趣向は、
日本の新酒とボジョレーのヴィンテージも
比較して飲んでみることだった。

日本のワインは、
井筒ワインのケルナー種の白と、
ジュース用のコンコード種の
ロゼ

ロゼは、
キャンディーのような甘い香りがするが、
飲んでみるとスッキリとしていて、
なかなかよかった。
赤は、
昔よくあった赤ワイン
という感じの味わいだった。

3種類飲んだヌーヴォーの中では、
ドミニク・ローランの2本がよかったが、
とくにキュべ・スペシャル
花の香りかほんのりとする
香水のような素晴らしい香りと
舌触りが抜群だった。

この日の白眉は、
ジャン・フォイヤールだった。
断トツに複雑さが増し、
口の中にさまざまな香りと味が広がる。
舌触りも素晴らしかった。

最後のマルセル・ラピエールは、
主催者が「塩の味がする」と言って驚かせたが、
確かにそんな味わいがある。
6年経っているせいか、
やや古酒っぽいサラッとした感じが
出てきていたようだ。

料理の中では、最初に出た
前菜の盛り合わせが楽しかった。

それと、絶品だったのが、
蝦夷鹿のロースト、葡萄ソース。
鹿肉の味わいに葡萄の酸味が
素晴らしいマッチングだった。

ごちそうさまでした。

今回は、ボジョレー・ヌーヴォーの
種類が少なかったので、
その全体像が分からないが、
出来のいい年らしいので、
家に届いているヌーヴォーにも期待したい。

[Food&Drink] Posted by tokuo | TrackBack
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