February 12, 2011

ベートーヴェン交響曲全曲演奏会②

昨日は雪の中、ランチで、
東中野から吉祥寺に移転してきた
「ピッツェリアGG」に娘と行ってみたが、
雪にもかかわらずかなりのウェイティング。
しばらく待ってみたが、
コンサートに間に合わなくなるので、
娘を残して離脱。

ブリュッヘン指揮
ベートーベン交響曲全曲演奏会の二日目、
4番、5番を聴いてきた。

期待していた4番は、
直前に錦糸町駅の
立ち食いそば屋でかきこんだ
天ぷらうどんによって
やや眠気がおそってきたせいもあり、
少し印象が薄い感じ。
けっこうユックリとしたテンポだったと思う。
もう少しテンポを上げた方が好みだ。
それでも、
いままで聴こえなかった
各楽器の動きが鮮明に捉えられて
とても面白かった。

後半の5番は、
とても素晴らしい快演。
前半とはうって変わって飛ばしに飛ばす。
途中のクライマックスを大いに盛り上げて、
フィナーレは逆にやや軽めにまとめてみせた。
よくある陳腐な「運命」になるのを避けて、
「ブリュッヘンの運命」を創り上げていたと思う。

そのために、
4番を抑気味にしたのかもしれない。
パンフレットのブリュッヘンの解説によると
「第4番で一歩もどり…第6番田園で又少し戻り…
第8番で又一歩下がり」とあるので、
そうした位置付けを表しているのかもしれない。
またそうしないと、
各曲の印象が重なりすぎてしまうのだろうか?

そうだとすると、6番の軽みと
7番の疾走感に期待がつのる。
楽しみだなあ。

[Music] Posted by tokuo | TrackBack
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