September 01, 2012

自宅蔵出しボルドー白古酒の会

いつもワイン会を
主催していただいてる
「かがり火」オーナーの自宅セラーで
眠っていた(飲み忘れていた?)
ボルドー白古酒の会に参加してきた。
ほとんどのワインの
ラベルがボロボロだが
全くセラーで動かしていないので
コンディションは最高だ。

●シャンパン
・ダンブロワーズ グラン・レゼルヴ 1983
 ブラン・ド・ブラン。濃くてうまい!
  華やかなアルコール。香りもある意味若い

●ボルドー白
・ドメーヌ・ド・ラ・ソリテュード 1995 白
 しっかりした和紙のような強さ。
 トロッとした舌触り
○シャトー・ド・ベッサンヌ 1981 白
 ピーチ? スッキリとしたうまさ
・シャトー ガルデラ 1978
 ワインの色じゃない茶色。もともと半甘口が熟成してサッパリとした甘み
 ミュスカデ種の熟成した不思議な味だが、おいしい
・シャトー・カルボニュー 1978 白
 オレンジ色。酸がすっきり
○ドメーヌ・デュ・シュバリエ 1972 白
 「キノコの香り」とは参加者の声。複雑な味わいで要素が多い。
 ネットリとした舌に残る甘み。時間が経つにつれて茎くささ

●ボルドー赤
◎シャトー・ムートン・ロートシルト 1979 赤 カベルネ100%の年
 杉の香り、鉄の香り。溢れる果実味。血の味わい

●貴腐ワイン
○ソーテルヌ 1971 ガストン 白甘口
 ロゼみたい。サラリとうまい

●食事
・今宵の前菜7点盛り
 (~鮮魚のカルパッチョにトリュフサラミ、
  パルマ産 生ハムと鮪のタルタル、ゼッポリーニ、
  カラスミ大根、プチサラダのブーケ )
 カルパッチョ、カラスミ大根が白眉。盛り付けが可愛らしい
・フルーツとまとの冷製ぱすた
 爽やかな香り。バジルが効果的
・愛媛県産、赤舌平目のパン粉焼き
 マリニエール(漁師風)ソース。
 舌平目はたいてい想像の範囲の味だが、
 複雑な味がとてもおいしくて、今日の驚き
・仔牛の舌の炙り焼き、お好みの味で
 (~ ゆずこしょう、葱塩タレ、マデラソース、レモン ~
  ポンヌフポテトとエシャロットとクレソンのサラダを添えて)
 タン元をマデラソースで食べたら素晴らしい味がした

滅多に飲まないボルドーの白ワインの
さらに古酒となると飲む機会などない。

そして、
今回の白ワインは二度と手に入らない
珍しいものばかり。

新シェフの気合いの入った料理と
一期一会のワインとの組み合わせで
素晴らしい夜になった。

ごちそうさまでした。

[Wine] Posted by tokuo | TrackBack
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