いつもワイン会を
主催していただいてる
「かがり火」オーナーの自宅セラーで
眠っていた(飲み忘れていた?)
ボルドー白古酒の会に参加してきた。
ほとんどのワインの
ラベルがボロボロだが
全くセラーで動かしていないので
コンディションは最高だ。
●シャンパン
・ダンブロワーズ グラン・レゼルヴ 1983
ブラン・ド・ブラン。濃くてうまい!
華やかなアルコール。香りもある意味若い
●ボルドー白
・ドメーヌ・ド・ラ・ソリテュード 1995 白
しっかりした和紙のような強さ。
トロッとした舌触り
○シャトー・ド・ベッサンヌ 1981 白
ピーチ? スッキリとしたうまさ
・シャトー ガルデラ 1978
ワインの色じゃない茶色。もともと半甘口が熟成してサッパリとした甘み
ミュスカデ種の熟成した不思議な味だが、おいしい
・シャトー・カルボニュー 1978 白
オレンジ色。酸がすっきり
○ドメーヌ・デュ・シュバリエ 1972 白
「キノコの香り」とは参加者の声。複雑な味わいで要素が多い。
ネットリとした舌に残る甘み。時間が経つにつれて茎くささ
●ボルドー赤
◎シャトー・ムートン・ロートシルト 1979 赤 カベルネ100%の年
杉の香り、鉄の香り。溢れる果実味。血の味わい
●貴腐ワイン
○ソーテルヌ 1971 ガストン 白甘口
ロゼみたい。サラリとうまい
●食事
・今宵の前菜7点盛り
(~鮮魚のカルパッチョにトリュフサラミ、
パルマ産 生ハムと鮪のタルタル、ゼッポリーニ、
カラスミ大根、プチサラダのブーケ )
カルパッチョ、カラスミ大根が白眉。盛り付けが可愛らしい
・フルーツとまとの冷製ぱすた
爽やかな香り。バジルが効果的
・愛媛県産、赤舌平目のパン粉焼き
マリニエール(漁師風)ソース。
舌平目はたいてい想像の範囲の味だが、
複雑な味がとてもおいしくて、今日の驚き
・仔牛の舌の炙り焼き、お好みの味で
(~ ゆずこしょう、葱塩タレ、マデラソース、レモン ~
ポンヌフポテトとエシャロットとクレソンのサラダを添えて)
タン元をマデラソースで食べたら素晴らしい味がした
滅多に飲まないボルドーの白ワインの
さらに古酒となると飲む機会などない。
そして、
今回の白ワインは二度と手に入らない
珍しいものばかり。
新シェフの気合いの入った料理と
一期一会のワインとの組み合わせで
素晴らしい夜になった。
ごちそうさまでした。
[Wine] Posted by tokuo | TrackBack