武豊騎手が
NHKのインタビューで語っていた。
3500勝を達成したが、
その裏には1万4000敗、
8割が負けだったのだという。
当たり前だが、ハッとする話だった。
その彼の好きな言葉は、
「八風不動」だそうです。
2013.1.29
山崎元さんが紹介する、
いま話題の浜田宏一エール大学名誉教授の人物像。
”浜田氏は私の大学のゼミの指導教官でした”
→村上龍が聞く金融経済のスペシャリストからの回答
やっぱり、直接、
長く接した人の話はリアリティがありますね。
昨晩のパティ・スミスの
コンサートの感動をどう伝えよう・・・。
オーチャード・ホールは
若い客が意外に多く、半分くらいか。
40年近く歌ってきた66歳の女性歌手が、
軽いステップで踊りながら、
満員の聴衆を
最初の曲から総立ちにしてしまう。
声のハリとステップの軽さは驚きだ。
シンプルに削ぎ落とされ、
しかも聴くものをノックアウトする
パワーがみなぎった音楽を、
最初から最後までキープしていた。
音的にはストーンズ。
パティの歌う姿は、
例えは悪いが
"歌がメチャメチャ上手いキース・リチャーズ"だ。
カッコよくて上手い。
ビルボードライブ東京での
リサ・ローブ公演を観てきた。
よく弾むドラムスと
出過ぎないテクニシャンのギタリスト、
クールなベーシストをバックにした
迫力のロックンロールから、弾き語りまで、
新作とヒット・ナンバーを
うまく配置したコンサートだった。
ポリスのアンディー・サマーズを聴いて
ギターを弾きたくなったと
かつて語っていたリサ。
ライヴを観ると、
性別を超越した"ロックギター少年"
なのだということがよく分かる。
じつに楽しそうに弾き歌っている。
先日、髪を切っていたら、
ポール・マッカートニーの「マイ・ラヴ」が
聴き覚えのある声で流れていた。
調べてみたらやっぱり、
コリーヌ・ベイリー・レイだった。
その「Love Ep」は選曲もとてもいい。
「LOVE」がテーマのせいか、
いつもよりさらに甘い声で優しく歌っている。
それでも、バックは意外に
ハードにロックしている曲が多い印象。
"幸せは道中でありゴールではない"
ツイッターで
こんなツイートを見つけた。
RT @daijapan: 昨日、岩瀬大輔さんと
お話をする機会があったのだけれど、
いろいろと共通点が多くて
僕もまんざらじゃないなと感じて自信になった。
特に共通してる所は
とにかくやってみて、それから考える事。
幸せは道中でありゴールではないという事。
具体的な中身が分からないけど、
ぼくもそんなことを考えたことがあった。
→人生の意義とは?
人生が無から生まれる出生に始まり
無に帰る死に終わるものなら、
人生の意義はその過程にある、としか思えない
イザベル・ファウストの弾く
「ベルク&ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲」を聴きながら。
美しい音で厳しく表現した演奏。
クレーメルのベルクと並んで好きな演奏だ。
レコード芸術誌が選ぶ昨年度の
第50回レコード・アカデミー賞大賞を受賞した。
銅賞のピエール=ロラン・エマールと共に、
好きなアーティストの好きな盤が受賞するのは、
やはり嬉しい。
《心は/
自転車のライトみたいだ/
自分でこがないと/
けっして/
光ってはくれない》 佐俣未来
今朝の日経文化欄に載っていた
「五行歌」の話が面白かった。
この歌は、
11歳の子供の作品だという。
"音数は自由で全体を5行に分ける"
"切れ目を行分けで明示する"のが
ルールの短詩形式だそうだ。
中には、
色っぽくも恐ろしい歌もある。
《夫(きみ)に教えられし/
近道/
早くあなたに/
逢(あ)いたくて/
時速百キロで裏切る》 上野万紗子
"時速百キロで裏切る"が秀逸ですね。
・・・つづきを読む毎年、日経新聞の俳壇、歌壇の
年間の秀作を拝見しているが、
新聞を読み直していて、
今年は自分にしっくりくるものが少なかった。
理由は分からないが、
穂村弘さん選から2つだけ。
サザエさんオープニングの旅先をいつ福島にしてくれるかな 福島 横山ひろこ
録音でない駅員のこゑがする駅はなにかが起きてゐる駅 東京 本多真弓