October 30, 2003

なんと!

東京カテドラルでトン・コープマンのチェンバロ・コンサート。
コープマンは好きだけど、チェンバロは寝てしまうかも?
と思いながら聴いたが、とんでもなかった。

チェンバロは音が小さいので
強弾が思いっきりできるみたいで、
コープマンの弾き方といったら
ある時は肘は使わないながらも山下洋輔。
ある時はブロックコード多用のマッコイ・タイナー。
しかも、曲によっては32分音符を弾きまくる。
まるでチック・コリア?

バロックチェンバロがジャズだったのが実感できる
コンサートだった。

はっきりいって、感動しました。
というより、驚いた!


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これぞ!

「鮨を極める」を読んで、
六本木「奈可久」に久しぶりにいきたくなった。

今日、熊本から友達が来て、
「熊本の魚は、みんなちょっと泥臭い有明海のにおいがするので
東京の鮨が食べたい」と言うので、
これをさいわいにと「奈可久」へ。

親方の鈴木さんは、
病気の後遺症か目が不調なようだったが、
鮨の味はいつもながら絶品。
とくに、肉厚な青柳。
鈴木さんによると、いつもあるわけではなくて、
「これを出すとあとで赤貝が出せません」とのこと。

それに〆鯖。
ぎりぎりに酢でしめながらも、肉感的な歯ごたえが素晴らしい。

つまみで出てきた穴子の白焼きも
これまでに経験のないほど、香り高かった。

しばらく鮨(寿司?  すし?)に凝ってしまいそうだ。


October 28, 2003

アファナシエフ again

昨日は、サントリーホールで
アファナシエフのピアノ・リサイタル。

ベートーヴェンのピアノソナタ30番から32番が演目。

非常にゆっくり弾くので、
「こんな曲だったけ?」とメロディに聴き入ってしまう。
それで印象によく残る。

30番はやや静かな演奏で気持ちよく眠くなりそうだったが、
31番の終楽章からがぜん盛り上がった。

「ガーン!」と弾く音が強烈で、なぜか感動的だ。

CDで聴き直してみたいが、この組み合わせでは出ていなさそう。
残念。
(追記:若林工房からこのときの録音が出ています


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October 25, 2003

生きるための・・・

許光俊「生きるためのクラシック」を読了。

いくつか聴いてみたいCDがあったが、
まず見つけたのが、
ムラヴィンスキー「1979 Tokyo Live ベートーヴェン交響曲第6番」
(キングインターナショナル)だった。

なぜかamazonのリストにはないけれど、
音もかなりよくてビックリ。

記録のためにとキチンとその場で
承諾を得て録った音としか思えない。
めっけものです。


なぜいま若尾文子?

「映画女優 若尾文子」を読んでみた。

四方田犬彦と斉藤綾子の両氏による論文と
若尾文子本人のインタビューからなる本。
まずインタビューを読んで、ふむふむと盛り上がり、
四方田論文で若尾文子の映画が無性に観たくなったが、
斉藤論文の文章は硬すぎて読めなかった。

本を読み始めた日の夜に
CSN1で増村保造の「青空娘」をやっていて、
後半半分だけ見ることができた。

さわやかな映画のように見えたが、
ホントは妖艶な若尾文子の方が観てみたい。


October 23, 2003

タイユヴァンの6本組ワイン

エノテカのタイユヴァン6本セットの案内がきた。

前回買ったときが非常にアタリだったので、
今回も注文。

ワインはおいしかったときにとっておけないので、
2本ずつ買うのがコツだと最近思っているので、
2組注文。
楽しみだなぁ。


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October 08, 2003

S.W.A.T.

映画「S.W.A.T.」を夜8時40分からの回で観る。

最初の方はリアリティのある警察ドラマ、
後半はド派手アクションと2つの面で楽しめるが、
宣伝文句にある「憎しみ」などのドラマは
やや薄っぺらい。

全体に楽しめたが、一番の弱点は
麻薬王の護送というミッションの設定が
あまりリアリティのないところ。
「もっと簡単な運び方があるはずなのに」
という疑問が拭えない。


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October 06, 2003

チリワイン

エノテカのセット販売で
チリのモンテスの6本セットを2組買ってみた。

とりあえず、
モンテス・アルファ・シリーズ
シャルドネとシラーを1本ずつ飲んだ。
シャルドネは厚みのある味わい。
シラーは、味も重いがビンも重い。
しばらく楽しめそうだ。


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October 02, 2003

ビートたけし

「トゥームレイダー2」に引き続き映画気分で、
映画「座頭市」を観た。

前半は、「これは小津?」と思わせるほどの
ゆっくりなテンポで、ややかったるいが、
後半は快調。

話は予定調和だけど、
テンポが上がって監督がねらったと思われる
「祭り気分」は十分出ていたと思う。

血が飛び散りすぎて子供には見せられないのが残念。
大楠道代があまりにも老けていたのが印象的だった。


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