先日、
「その人生が
20世紀とほぼ重なるベーコンは、
ピカソと並んで、
20世紀を代表する画家と評されており」
というフランシス・ベーコン展の惹句を読んで、
「ベーコンの評価はともかく、
ピカソと並ぶのは違うのでは?」
と思わす叫びそうになった。
「じゃ、”ピカソと並んで、
20世紀を代表する画家”は誰なのか」
と言われても難しいけど・・・。
個人的には・・・マルセル・デュシャンかな。
しかし、
デュシャンは”画家”とは言いにくいか・・・。
シュルレアリズムの影響は広範囲だから、
サルバドール・ダリかな?
でも、スペイン人ばっかりなのもねえ。
(ダリはカタルーニャ人ですかね?)
もしくはジョルジョ・デ・キリコか。
ネットで検索したら、5人選ぶとしたら、
「ピカソ、ダリ、ポロック、ウォーホール、
(ミロかモンドリアン)」という人がいますね。
今日は、
震災を記録した「石川梵写真展
THE DAYS AFTER 東日本大震災の記憶」を
吉祥寺美術館で観てきた。
震災直後に
セスナ機をチャーターして飛び、
その後、
バイクで2ヵ月取材をした
写真の迫力にただただ圧倒された。
写真集「THE DAYS AFTER
東日本大震災の記憶」も出ている。
写真展を観ていない人は必見。
昔からクレーの絵が大好きで、
彼の文章も愛読していた。
そういう意味で、今日観に行った
「パウル・クレーおわらないアトリエ」展は
非常に面白かった。
転写したり、切ったり、裏に描いたり(!)する
クレーのさまざまな技法と、
その裏にある思考がよく分かる展覧会だった。
その中でも、
油彩転写のBefore Afterと、
一つの絵を切り分けた結果を並べた
セクションが抜群に面白い。
ぜひ一見をオススメします。
世田谷美術館で
「ザ・コレクション・ヴィンタートゥール」展を観てきた。
「全90作品が 日本初公開!」というのがウリ。
やはり、
ルソー「赤ん坊のお祝い!」と
ゴッホ「郵便配達人 ジョセフ・ ルーラン」が
印象に残ったが、他にも静物、風景でも
気に入ったものがあった。
かわいらしい佳品が多くて楽しめました。
日曜日は、
娘を誘って六本木の国立新美術館で
「マン・レイ展 知られざる創作の秘密」を観賞。
かなりの作品数で、
観るのにかなり時間がかかった。
未亡人ジュリエットの手元にあったものが中心のせいか、
全体にサイズが小さいものが多くあった。
なかでも、
珍しいカラー写真が印象的で、
今回の収穫だ。
ジュリエット・グレコの写真が素晴らしい。
また、
カラーじゃなかったけど、
連続コンタクト写真の
カトリーヌ・ドヌーヴがとてもキレイだった!
ブックマークになっていたので、
それを買ってきました。
先日、武蔵野市立吉祥寺美術館で観た
「カガヤクシゴト棟方志功展」が素晴らしかった。
出展点数は少ないが、
志功の肉筆画と手彩色の版画が
特に印象に残った。
版画に彫り込まれた短歌を読んでいると
詩情と絵の精気が心にしみてくるような気がする。
先日、
「ボストン美術館展」を観てきた。
肖像画、風景画、静物画を中心に
オーソドックスな絵が並んでいた。
なかでも、モネ、ルノワールの
燃えるような明るい色、
とくにピンク、イエロー、グリーンが
とても印象的だ。
www.さとなお.comのエントリーで知った
”サンド・アニメーション”アーティストの動画。
→Kseniya Simonova - Sand Animation (Україна має талант / Ukraine's Got Talent)
→Ukraine Got Talent 2009 Winner
とても美人だし
内容も分かりやすいので、
すでに有名なのかもしれないが、
なかなかいいですね。
一度、ライブで見てみたい。
金曜日は、夕方に
丸の内でのパーティに出席なので、
午後から外出して、
懸案の「井上雄彦 最後のマンガ展」を観に行く。
梅雨の合間の暑い日になったが、
美術館の入場口には長蛇の列。
招待券を持っていたぼくも
40分並んでようやく入れる。
昨日はメーデーで会社が休み。
ということで、
行ってみたかった所を
いくつかピックアップしてみた。
まず、昼飯に
久しぶりに西荻窪「はつね」へ。
平日の12時前なので、
行列は店外に2名のみ。
店に入った12時以降には
アッという間に
行列は長くなっていたようだ。
「レ・クレアシヨン・ド・ナリサワ」の
シェフ・成澤由浩さんが
230名着席の チャリーティガラディナーの
料理と演出を担当すると言っていた
展覧会「Ashes and Snow」を
お台場ノマディック美術館に観に行ってきた。
横浜美術館で
「マルセル・デュシャンと20世紀美術」を観る。
デュシャンの代表作を紹介しながら
その影響を受けた現代美術の作品を
並行して紹介するという趣向だ。