最後に追いついて
ガンバ大阪の降格圏脱出を拒んだ
ガンバ大阪戦は、
都合で観られなかった。
来週はベガルタ仙台の優勝を阻止する
空気の読めない戦いを希望しようと思ったら、
広島の優勝が決まってしまった。
振り返ってみると、
広島の優勝は、仙台と比べて
サッカーで流した涙の量の差
だったのかなと思う。
仙台も広島も、
プレスの詰めの速さ、攻守の切り替えの速さ、
セカンドボールを拾う努力、
後ろからの押し上げの質量、
手を抜かないサッカーで
抜きん出た結果を残したことを讃えたい。
味の素スタジアムはすごい雨。
試合は支配していたが、
突然の突破で失点。
1点ビハインドの中で
雨が激しくなってきた。
後半の試合運びも悪くはなかったが、
ボールが収まらない。
パスが止まりまくって
水しぶきが上がって水球のようになり、
ある意味で稀有な試合になった。
点を入れて追いついても、
入れられて突き放されても、
どちらも納得しきれないだろうな、
という状態。
それでも追いつきたかったなあ。
チャンスはあったので・・・。
ボジョレー・ヌーヴォーワイン会に
今年も参加してきた。
主催者が”新酒で祝う収穫祭”という、
その意味を考えながら飲む。
シリルアロンソの2本は
ともに水準の高いヌーヴォーだったが、
やはり、
ルロワを飲むと差を感じる。
最近は、天候のせいか
濃すぎるヌーヴォーが多かったが、
今年は、スッキリとした
ヌーヴォーらしいワインだと感じた。
サントリーホールでヨーヨー・マの
チェロ・リサイタルを観てきた。
座席は1階12列15番。
なかなかいい場所だ。
・ストラヴィンスキー: イタリア組曲
・ヴィラ=ロボス(ホルへ・カンドリ編曲): アルマ・ブラジレイラ
・ピアソラ(ヤマモト・キョウコ編曲): オブリビオン
・グアルニエリ(ホルヘ・カンドリ編曲): ダンサ・ネグラ
・ファリャ: 7つのスペイン民謡
ー 休憩 ー
・メシアン: 『世の終わりのための四重奏曲』から第5楽章「イエズスの永遠なることへの頌歌」
・ブラームス: ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 op.108(チェロ編曲版)
アンコール
・エルガー : 愛の挨拶
・マリアーノ : クリスタル
・ガーシュイン/ハイフェッツ : プレリュード
・サン=サーンス : 白鳥
朗々とチェロを弾くヨー・ヨー・マと、
弱音が印象的でリズム感抜群な
ピアノのキャサリン・ストット。
二人のアンサンブルは
素晴らしい息の合い方だ。
どの曲も最後の疾走感で気持ちよく聴かせる。
武道館でノラ・ジョーンズの
コンサートを妻と観てきた。
座席は、
2階南西スタンドのT列50・51番。
ちょっと遠いが、
舞台はよく見える。
新作では
ややロックっぽさを見せていた
ノラ・ジョーンズのライヴは、
予想をいい意味で大きく裏切るものだった。
コンサートの詳細は、
こちらに素晴らしいリポートがある。
ほとんど同感です。
→「Norah Jones@日本武道館
(opening act:Jim Campilongo) 感想&セットリスト」
ベトナム出身の
ショパン国際ピアノコンクール覇者、
ダン・タイ・ソンの2夜にわたる
「ベートーヴェン/ピアノ協奏曲全曲演奏会」を、
錦糸町すみだトリフォニーホールで聴いてきた。
オーケストラは、
クラウディオ・クルス指揮による
新日本フィルハーモニー交響楽団だ。
第1夜
・ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第1番 ハ長調、
第2番 変ロ長調、
第3番 ハ短調
第2夜
・ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第4番 ト長調、
第5番 変ホ長調「皇帝」
2夜ともに座席は2階3列26番。
ちょっと遠いけど、
ピアニストの手元はよく見えるし、
音のブレンド具合は悪くない。
(ただし、2夜とも少し席が離れたおじさんが
鼻をかんだり物を落としたり、
のべつまくなし雑音を出している以外は・・・)
ヘルベルト・ブロムシュテット指揮
バンベルク交響楽団を聴いてきた。
今週は、
なぜかコンサートだらけだ。
サントリーホールの座席は
1階7列4番で左端。
・モーツァルト:ピアノ協奏曲第17番 ト長調 K453(ピアノ:ピョートル・アンデルシェフスキ)
・J.S.バッハ:フランス組曲第5番 からサラバンド(ピアノ・アンコール)
ー 休憩 ー
・ブルックナー:交響曲第4番 変ホ長調 「ロマンティック」(ノーヴァク版)
アンデルシェフスキは
背が高く美男子で音が綺麗なピアニスト。
モーツァルトのピアノ協奏曲には
自分の中にこれがいいという基準がないのと、
この曲を聴き込んでいないので判断できないが、
気持ち良く聴けたことは間違いない。
アンコールのサラバンドは、
可憐な曲が
たとえようもなく美しい音で奏でられた。
彼の演奏は、
一度ソロで聴いてみたい。
昨晩の
ギドン・クレーメルのコンサートは
感動半分、消化不良半分だった。
・J. S. バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調 BWV1003
・グバイドゥーリナ:リジョイス(喜び)! -ヴァイオリンとチェロのための
ー 休憩 ー
・イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第5番 ト長調op. 27-5
・バルトーク:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Sz117
アンコール
・シルヴェストロフ:セレナーデ
・ロックバーク:カプリス変奏曲
サントリーホールの座席は、
1階19列28番。
真ん中やや右寄りだ。
感動したのは、バッハとイザイの無伴奏。
バッハは、緩楽章での高音の抜けの良さと、
最終楽章の素晴らしい早弾きに息を飲んだ。
イザイは、実際に演奏する姿を目にしながら聴くと、
テーマが変奏されていく様が分かりやすい。
ともに、終わり方が痛快。
アンコールも小気味よかった。
昨年も楽しませてもらった
国産天然鰻とワインの会に
今回は妻と参加してきた。
抜群にうまい”うざく”から始まり、
鰻の肝の肝臓部分だけを集めて作った
レバーペースト、
天然・養殖 鰻の白焼食べ比べ、
肝焼き、蒲焼き、炊き込みご飯&肝吸いと、
鰻のさまざまな姿を堪能できた。
なかでも、昨年よりも
一体感のある炊き込み御飯が抜群で、
3杯も食べてしまった。
昨年に引き続き、
国産天然鰻とワインの会に参加してきた。
今回は妻も一緒。
●シャンパン
・アンペリデ・アルマンスB・キュヴェV・エクストラブリュット 2007
フォル・ブランシュ 70%、シャルドネ 30% ロワール地方
・フィリップ・ゴネ ロワ・ソレイユ ブラン・ド・ブラン
シャルドネ100% シャンパーニュ地方
●白ワイン
・ムルソー 2007 ロドルフ・ドゥムジョ
シャルドネ100% ブルゴーニュ地方
・ドメーヌ・ド・ラ・ソリテュード 1995
ソーヴィニヨン・ブラン50% セミヨン50% ボルドー地方 ぺサック・レオニャン地区
●赤ワイン
・ポマール 一級 ルジェンヌ 2004 バロ・ミロ
ピノ・ノワール100% ブルゴーニュ地方
・コート・ロティ 2001 タルデュー・ローラン
シラー100% ローヌ地方
お献立
・うざく
・鰻のレバーペースト
・天然・養殖 鰻の白焼食べ比べ
・鰻の肝焼き
・天然 鰻の蒲焼
・鰻の炊き込みご飯
・肝吸い