横浜美術館で
「マルセル・デュシャンと20世紀美術」を観る。
デュシャンの代表作を紹介しながら
その影響を受けた現代美術の作品を
並行して紹介するという趣向だ。
NYタイムズの書評欄で
「2004年度ベスト本10」にあげられていた
Bob Dylanの「Chronicles, Vol. 1」に印象的な言葉がのっていた。
彼の母方の祖母についてこう語っている。(P.20)
She was filled with nobility and goodness,
told me once that happiness isn't on the road to anything.
That happiness is the road.
Had also instructed me to be kind
because everyone you'll ever meet is fighting a hard battle.
「どこかに行く道の途中に幸せがあるわけじゃない。
その道そのものが幸せなんだ」
という言葉はつねに忘れずにいたい。
先日、ふとメニューにあるのに気が付いて
焼酎家「わ」で、”もつにこみ”を頼んだ。
いつもあるわけではないらしいが、
いわゆる大阪の”スジ煮込み”に
チゲ鍋のような辛味噌を足して
炒めつつ温めたもの。
これはうまかった。
・・・つづきを読むまだ届いたばかりだから聴いていないが
Albert Aylerの
「Holy Ghost: Rare & Unissued Recordings」は凄い!
まず、25cm角もあろうかという
クッキー缶ほどの大きさにビックリ。
そして開けてまたビックリ。
布貼りの冊子はともかく、
本物の花の押し花(?)、写真、フライヤーなど
アイラーにまつわるもののレプリカが
おもちゃ箱か玉手箱のように詰められている。
買うかどうか僕も迷ったが、
買った後の感想としては
「買っておいて良かった」だった。
昨日は渋谷クアトロでリサ・ローブを聴く。
もろにアメリカンロック調のエレキギタリストMattと
二人だけのステージ。
最初はやや違和感があったけど
曲が進むにつれてひきこまれてしまった。
だいぶ前に赤坂Blitzで観て以来だから
ずいぶん久しぶりだけど
期待に違わないパフォーマンスを見せてくれた。
まずは、
Leonard Cohenの「Dear Heather」。
ちょっと前に書いたk.d.ラングに似た路線。
あまりにも低い声に好き嫌いはあるかもしれないが
彼の作る歌の”歌心”が素晴らしい。
歌のうまい歌手が歌えばヒット間違いなしの
素晴らしい歌とアレンジ。
それを彼の”異形の声”で聴かせる。
けっこう音もいいし、
ゆったりとした時間を過ごすなら
このCDはおすすめだ。
先週、隣に店を出している
バードランドの和田さんに無理を言って
「すきやばし次郎」の予約をとってもらった。
小野二郎さんがみずから握る鮨を
どうしても一度食べたかったからだ。
映画「渋谷物語」の公開が近いせいか
僕のサイトのログをみると
「安藤昇」「花形敬」の検索で
やってくる人がけっこういるようだ。
ご期待には残念ながら沿えていない
と思うと申し訳ない。
また、「若尾文子」で検索してくる人も
かなりいる。
テレビドラマや「男はつらいよ」とは違った
若尾文子を観られるDVDやビデオも
かなりあるようだ。
あまり彼女の映画を観ていないが
”艶っぽい若尾文子”を探してみたい。
「ディナモ—ナチスに消されたフットボーラー」を読了。
朝日新聞の読書欄評者による
「2004年の3冊」みたいな特集で
何人かがすすめていたと思う。
ナチス・ドイツのソ連侵攻時に
「ソ連のパン籠」と呼ばれたという肥沃な地帯
ウクライナの都市、キエフでの”奇跡と絶望”の物語だ。
つい先日、
娘にiPod miniを買ってあげたばかりというのに、
こんどは
もっと安くて22g(!)のiPod shuffleとは!
欲しくなってしまうじゃないか・・・。
しかも、
Mac miniまで出るとは・・・。
「裏ミシュラン」はアッという間に読んでしまった。
ライバルの「ゴー・ミヨー」から引き抜かれて
16年間、ミシュランの調査員をつとめたという
著者があかす三つ星の裏側。
年末にamazon.co.jpから、僕がもっとも好きな写真家
ジュリア・マーガレット・キャメロンに関する本2冊が届いていた。
Julia Margaret Cameron: The Complete Photographs
Julia Margaret Cameron: A Critical Biography
大著なので、開いて見るのがなかなか大変だが
とりあえず評伝の方の写真を眺めてみた。
彼女としては後期のセイロンで撮った写真が
まるでUwe Ommerがアフリカで撮った写真と
同時代のもののように見えて面白い。
岩波新書「源氏物語の世界」を読了。
源氏物語は学校の授業で読んだ以外は
谷崎潤一郎が現代語に訳したものを
第一巻だけ買って挑戦したことがあるくらいだと思う。
たしか朝日か日経の読書欄の
2004年のおすすめ本特集の中で
何人かが紹介していたのが
「源氏物語の世界」だった。
「スタア・バーへようこそ」を読了。
銀座でバーを開いているバーテンダーの岸久さんが
カクテルやモルト・ウイスキーなどのお酒のウンチクから
銀座のしきたりまで分かりやすく教えてくれる。
基本的には、
あまりバーに行ったことのない若い読者のための本だけど、
バー・カウンターの向こう側でバーテンダーが考えていることが
よく分かって面白い。
家の近くでよく利用する
ラーメン屋「喜楽」のサイトが
昨年11月にできていたのに
はじめて気付いた。
炭焼き焼酎家『わ』の光山さんも
今の立野公園にあった
中央大学野球場で野球をやっていたときに
食べたことがあるという”創業30年”の店だ。